ラグビーのトップリーグは23日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今シーズンのすべての試合を中止することを発表しました。
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トップリーグは残り6節、全42試合を予定していましたが、
観客や選手などの健康と安全の確保、外国人選手の自国への即時帰国の呼びかけ、
企業スポーツとしての企業への影響などの観点から中止を決断。
今シーズンはリーグ不成立となり、順位も確定しないことになりました。
一方、日本野球機構・NPBは、セ・パ両リーグの開幕を再延期することを発表しました。
NPBコミッショナー斉藤惇氏は「きょうは12球団一致して、最大限の努力をしてなんとか4月24日の開催へこぎつけたいと思っております」と述べています。
プロ野球の開幕は当初、新型コロナウイルスの影響を受け、4月10日以降に延期されていました。
しかし、Jリーグとの対策連絡会議で、専門家から「現段階での開幕は非常に難しい状況にある」との提言を受け、開幕を4月24日へと再延期することを決めました。
同じくJリーグも、予定していた4月3日の再開が難しい場合、
今後は4月18日、または5月2日と2週間毎に日程をシミュレーションしながら、
25日の臨時実行委員会で、再開を検討する予定です。
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