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「不要不急の外出」とは?その意味と目安を解説します


【目次:”不要不急”の線引き】

基本は「とにかく家にいること」

控えてほしいこと(都の担当者に聞く)

制限しないこと(小池都知事の発言)


東京都などが週末の「不要不急の外出」を控えるよう呼びかけています。でも、どういう行動をとったらいいか迷うこともありますよね。

この記事では、迷った時の判断の参考にしてもらうための情報をまとめました。

 

■【不要不急の線引き】基本は「家にいて」

感染症学が専門で、長野保健医療大学の北村義浩先生は、「不要不急」の線引きについて

「端的に言うと、命にかかわらない外出全てが不急の外出」と述べています。

ゆえに、外出自粛要請が出されている場合は、「とにかく家にいること」が基本です。外出を少しでも検討する場合は、他人との接触の有無にかかわらず、「本当にその外出が必要なのか」を改めて検討して下さい。

 

その上で、”不要不急”の線引きについて、都の担当者に聞きました。

都の担当者曰く、

どれが”不要不急”に該当するかということは、具体的にリスト化して、〇や✖で判断するようなことできない。あくまでお願いであり、個人の事情に違いがあるので、各自がご判断いただきたい」ということでした。

新型コロナ いま知るべき5つのこと 医師解説

 

■【”不要不急”の線引き】控えてほしいこと

その中で担当者が「控えてほしいこと」として以下の例を挙げています。

・近くの公園に花見(用事のない散歩) 

・ジョギングなど屋外での運動

・飲み会、大人数での集まり 

普段は人がまばらな公園であっても、大きな公園が閉鎖されて、人が集まっている可能性があります。

 

■【”不要不急”の線引き】制限されないこと

一方、小池知事は27日の会見で、外出自粛要請でも”制限しないこと”に触れました。

・スーパーなどへの食料品を買い物

・食料品や医薬品の買い物

・通院

・仕事で公共交通機関利用(やむを得ずテレワークできない場合)

 

買い物に行くことはできるので、買いだめの必要はありません。海外は強制的に交通機関が止まったり、営業が許可される店が区別されています。

一方で日本では、ひとりひとりが要請の意図を理解し、行動を変えることが必要です。みんなが一緒にやらないと効果が最大になりません。呼びかけを正しく理解して、賢く行動することが大切です。

 

※2020年3月27日放送 news every. 「ナゼナニっ?」より

 

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