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外出中に気をつけたい新型コロナ「感染予防」5つ 感染症指導医が解説

外出中に気をつけたい新型コロナ「感染予防」5つ

 

1) 流水だけの手洗いでも一定の効果はある!

2) アルコール消毒だけでも十分!

3) 鼻や目には触れない!

4) スマホを操作しながら食事をしない!

5) 「防菌・抗菌処理」されていても触れない!

 

流水だけの手洗いでも一定の効果はある!

外出中のトイレなど、石けんやハンドソープが切れている場合もあります。そんな時は流水だけでも手洗いを必ず行いましょう。付着したウイルスを物理的に落とすことが可能です。

 

アルコール消毒だけでも十分!

例えば、ノロウイルスには抵抗性があり、アルコールが効きにくく、手洗いが不可欠です。しかし、今回の新型コロナウイルスにはアルコールが効果的です。携帯できるアルコール消毒液などを持っていれば、手洗いができない場面でも安心です。

 

鼻や目には触れない!

ウイルスは皮膚に付着しただけで感染するものではありません。鼻の粘膜や目の角膜などから入り込み、臓器の受容体にくっつくことで感染します。外出時に鼻を触らないことはもちろん、コンタクトレンズの脱着は手を洗って清潔な状態で行うなど、注意が必要です。

 

スマホを操作しながら食事をしない!

新型コロナウイルスは、ツルツルした面を好み、長時間残るという報告があります。特に触れる機会の多いスマホには、ウイルスが付着している可能性が高いです。食事中にスマホを操作する人を多く見かけます。勧められる行為ではありません。

 

「防菌・抗菌処理」されていても触れない!

エスカレーターの手すりなど、「防菌・抗菌処理」されているものがあります。しかし、安心はできません。ウイルスが付きにくいかもしれませんが、一切付いていないとは言い切れません。やはり不特定多数が触れるものには、なるべく触れないことが理想です。

 

 

新型コロナウイルスについて、水野泰孝医師に聞く

解説:水野泰孝 医師

グローバルヘルスケアクリニック院長

感染症指導医・専門医/小児科専門医 /アレルギー専門医

大学病院やナショナルセンターを基盤に小児科および感染症内科、特に熱帯感染症の臨床と研究、海外渡航者の健康管理など、いわゆる「グローバルヘルス」と呼ばれる領域に長年関わる。

 

 

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