2020年4月22日配信
■対策していても「怖い」重要な仕事だけど「休みたい」
社会生活を維持する上で必要なため休業要請の対象となっていない業種で、不安の声があがっています。その一つがスーパーです。都内にある店で、従業員に話を聞いてみると。
従業員Aさん「家族総出で買い物に来るっていう感じが…前はここまでではなかったと思うんですけど、最近は余計多い感じがします。多分おうちで(料理を)作る人が多いと思うので、一回の量が結構みなさん大量に買われていくので、レジに列が並んでしまうというのがありますね」
これは店側から提供を受けた店内の映像(4月19日午前11時前の映像) 。
画面の右下が入り口です。次から次へと入ってくる客の様子が映っていて、左奥のレジに向かって、列ができています。
このスーパーでは、従業員の要望に応じて先週からレジにシートをかけるなどの対策を講じていますが…
従業員Bさん「マスクとか、していてもお金とか触るので、無意識に顔に触ったりしてうつるかもしれないって考えるとすごく怖いです」
中には、マスクをしないでくしゃみをする客や、なめた指でお札を取り出す客などもいて、不安だといいます。
私たちの生活に欠かせない食料などを販売するスーパーの仕事、ライフラインとしても重要ですが、働く人はどう考えているのか聞いてみると。
従業員Cさん「重要だとは思います。それもありますけど…休みたいという気持ちもあります」
従業員の家族からはこんな意見も…
従業員Aさん「レジの仕事は危険だと言われているので、家族からは『なるべく収まるまで行かない方がいいんじゃないか 』ってことも言われたりとか」
■買い物をする側ができることは?
では、私たちがスーパーに行く際には何に注意すればいいのでしょうか。日本チェーンストア協会は、「大勢での来店を控えて、周りとの距離をとって咳エチケットなどに気をつけてほしい」と呼びかけています。
※2020年4月21日放送 news zero より
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