2020年4月24日公開
観光地である神奈川県湯河原町で、新型コロナウイルスの意外な感染対策が行われています。
駅前のエレベーターに設置してあったのは・・・
なんと綿棒です。「ボタンを押すときにご利用ください」というメッセージも。
撮影者は綿棒を手に取ると、その綿棒でボタンを押し、最後はゴミ箱へ。
これは観光地である湯河原での、新型コロナウイルスの対策。町が先月から取り付けたといいます。
湯河原町環境課 須藤裕明課長「エレベーターっていうのは、いろんな人が指で触るものですから。接触感染を避けたいと」
思いついたきっかけは、ニュース番組で流れたある映像。
湯河原町環境課 須藤裕明課長「中国のテレビの映像で『つまようじでエレベーターのボタンを押す』というシーンをみたんですね」
中国では感染予防のため、つまようじが用意されたエレベーターが。このつまようじを使う映像を見て、湯河原町にも取り入れたといいます。
湯河原町環境課 須藤裕明課長「これは接触しないで、いいアイデアだなと」
先が尖ったつまようじでは危ないと考えて、綿棒を使うことにしたということです。
湯河原町環境課 須藤裕明課長「綿棒を捨てる方に『ありがとう』とメモ書きが入っていたり、自分的には役に立っているのかなと。いろんな方が接触感染から、身を守れればいいなと思っています」
新型コロナウイルスの感染対策で、自治体も試行錯誤を続けています。
2020年4月23日放送 『news every.』より
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