下北沢で129店舗を制覇した“カレー王”厳選のカレーとは?10店舗を1日で巡る様子に密着
毎週土曜日 午前10時30分から日本テレビにて放送(関東ローカル/TVerにて最新話を無料配信)ヒロミ、小泉孝太郎がMCを務める「オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます」。
4月5日(土)の放送は「絶品神カレーSP」第2弾。「下北沢カレー王」こと坂ノ上九郎さんが、東京・下北沢にて1日で10店舗を回る様子に密着。記事ではそのうちの一部を紹介する。
■下北沢で10店舗を1日で!“カレー王”の1日に密着
「下北沢カレー王」の称号を持つ下北沢在住の坂ノ上さんは、普段はライブなどで売られるグッズ製作会社の営業を行っている。
カレー専門店はもちろん下北沢にある飲食店がカレー関連の商品を提供し、期間中は、約10万人以上のカレー好きが訪れる、毎年10月開催のカレーの祭典「下北沢カレーフェスティバル」。そこで最も多くの店舗を回った人にカレー王の称号が与えられ、坂ノ上さんは11年連続でカレー王の座を守り続け、昨年は18日間で参加した129全ての店を制覇するという偉業を成し遂げたのだ。カレーフェスの開会式にも来場する世田谷区長・保坂展人氏からも「カレー王!」と声をかけられるそう。
今回はそんなカレー王の1日に密着。下北沢のカレー129店を制したカレー王厳選のカレー店を回る様子に、当番組の浅井ディレクターが密着した。
・「下北沢で最も早い!? 朝9時から食べられる濃厚スープカレー」
午前、「202カリー堂」からスタート。注文したのは「スープカレー 骨付きチキン7種の野菜カリー(パリパリチキン 濃厚トマトスープ 5辛)」(400g 1,450円)。
大量の玉ねぎによるとろみが特徴で、飴色になるまで煮詰めて濃厚なスープとなる。骨付きチキンはスパイスと共に圧力鍋で1時間半煮込み、そこから油で揚げることで外はパリパリ、中はホロホロのチキンになっている。
・「主役は豚カツ!? とことん肉にこだわった絶品カツカレー」
こちらも午前中のうちに訪れた「印度 下北沢店」。注文したのは「絶品ロースカツカレー(ポークキーマ・大盛り)」(710g 1,280円)。
カツについて、まずは「お塩で召し上がってみてください」と店主。こだわりのカツはトンカツ専門店にも使われているSPF豚を使用。筋肉のキメが細かく、柔らかい食感が特徴だという。
・「食べるサウナ!汗が噴き出すデトックススープカレー」
居酒屋を間借りし、ランチだけの営業を行う「間借りスープカレー 下北スパイス」では、本日最重量の「スープカレー ラムひき肉(辛口)」(730g 1,500円)が登場。
旬の野菜を10種類以上使用。野菜は、一般的なスープカレーで見られる素揚げではなく煮込みなどで調理。「揚げちゃうとどうしても油多くなるじゃないですか。より健康的なものにしたいなというのもあって、あえて揚げないでいます」と店主・加藤さん。
・「フォトジェニック間違いなし!下北沢イチ華やかなバターチキンカレー」
一度解散ののち、夕方に再び合流した坂ノ上さんと浅井ディレクター。まずやってきたのは「バッキンガム宮殿」。
「見た目麗しいカレー」(坂ノ上さん)の「宮殿カリー」(400g 1,100円)。隠し味にシナモンを使った香り豊かなバターチキンカレーで、子どもや辛いものが苦手な方も食べやすい味付けとなっている。
・「カレーはジャンルを超える!スープカレーの名店が生み出す新感覚スパイスラーメン」
全国に20店舗展開するスープカレーの名店「Rojiura Curry SAMURAI.」が、スープカレーの技術をラーメンに落とし込んだ店「スパイスラーメン 点と線.」では、「スパイスラーメン」(550g 1,300円)を頂く。
豚骨ベースに味噌と10種類のスパイスを加えたスープは、刺激の中にマイルドな味わいがシンクロする新感覚。それを、スープがよく絡む手揉み麺で頂くラーメンだ。
・「文豪 ピース又吉先生が『火花』執筆中に愛した唯一無二のアジアンカレー」
元々格闘技バーとして知られ、格闘家の武尊や第29代WBC世界バンタム級チャンピオン山中慎介も訪れたことがある「犬拳堂」。当番組について「俺毎週観てる!当初からずっと観てます」という店主は「又吉(直樹)さんはうちのカレーのファンなんですよ」というエピソードも明かしてくれた。
「タイカレーベースのものを日本風にアレンジした」(店主)という「元祖下北アジアンカリー きのことトマトのエビカリー」(470g 1,200円)。ココナッツミルクをベースに、自家製トマトスープやナンプラーなど他とは一線を画す味付け。
・「スパイスが爆発!カレーで酔える 創作おつまみカレー」
時刻はよる9時を過ぎたころ、お店のセレクトも夜らしいものに。
カレーで飲めるという「創作カレー・スパイス&酒場 みずたに」には、「スパイス系のおつまみ」と坂ノ上さんが表現する通り、「子羊ガラムマサラロースト」、「子羊麻婆カレー豆腐」、「グリーンカレーおでん」(冬季限定)といったメニューが。坂ノ上さんが選んだのは「おすすめ夜カレーセット(みずたにカレー+マンゴーラムポークキーマカレー)+小鉢とドリンク」(420g 2,000円)。
・「深夜でも食べたい牛100%キーマカレー モ〜!ギルティ〜」
日付も変わったころ、最後に訪れたのは「iot replay」。ここは、昼は古着屋、夜はバーという下北沢ならではのお店。「iotカレー」(330g 1,300円)は、「洋風のスパイシーというよりは麻辣感が強い感じですよね」(坂ノ上さん)というお味。
ロケ開始から15時間、長かったカレー王の1日が終了。10軒を回り、トータル4,830gを完食。お値段は合計13,610円となった。