パサパサしがちな鶏胸肉がしっとりフワフワに!茹で方・切り方 4つのポイント
毎週土曜日 午前10時30分から日本テレビにて放送(関東ローカル/TVerにて最新話を無料配信)ヒロミ、小泉孝太郎がMCを務める「オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます」。
2月8日(土)の放送では、これまで「包丁の神」として数々の包丁神技を見せてくれている番組出演最多(5回)の神・おいりさんが、新たに、パサパサしがちな鶏胸肉を茹で方と切り方だけでしっとりフワフワに変身させる神技を伝授した。
ポイントは以下の4つ。
茹で方
・鶏胸肉300gに対してお湯は2L
・塩だけでなく砂糖も入れる
・火を止めて28分待つのみ
切り方
・肉の繊維を断って切る
まずは茹で方。今回は鶏胸肉を「スーパーで売ってるサイズ」(おいりさん)に近い300g用意。300gに対し2Lお湯を準備する。「1Lだと、湯量が少ないと入れた瞬間に温度が一気に低くなっちゃう。湯量がある程度ある状態じゃないと中まで火が通らないんです」という。
お湯には、砂糖を入れることで鶏肉の水分を保つ。「砂糖は保水性があるんですよ。だからしっとり仕上がるんです」とおいりさん。砂糖は湯量に対して1%とのことで、2Lのお湯に塩20g、砂糖20gを入れる。
そしてお湯を沸かした後、火を止めて28分待つのみ。「冷蔵庫から出したて」の鶏胸肉を「わざわざ常温に戻すの面倒くさくないですか?やらないじゃないですか」とおいりさん。そこで紹介してくれたのが「お湯を沸かして入れるだけという状態」というこの方法だ。
28分というのは分単位で「色々実験した」というおいりさんが、「ちょうどよかった」分数とのこと。「やりすぎると、火は通ってるけど硬くなったり、パサついたり塩味が強くなったり」とのこと。
ここまででもすでにしっとりしているが、「さらにここから、切り方でよりおいしく、ほぐれるような食感に」なるとおいりさん。
切り方では、肉に入っている繊維の向きに注目。肉の繊維を断って切ると口でほぐれる食感に。例えば繊維が縦に入っている場合は、横に切っていく。
おいりさんは「厚めが好き」とのことで1cmほどにカット。切り方は「もちろん引き切りで」とのこと(以前の放送でも紹介した切り方:https://www.ntv.co.jp/ohmygod/articles/41146hqispdui9jm3n6r.html)。
比較用においりさんは繊維の向きにそって切ったもの(記事内 鶏肉の比較写真左)も用意。「繊維にそうと断面がボソボソする。だから繊維に逆らって切ったほうが、断面が綺麗なんです」というおいりさんに、「あー本当だ」(ヒロミ)「全然違いますね」(孝太郎)とMC陣も納得。
この鶏胸肉を、5cmに細切りにしたきゅうりの上に盛り付けたら、砂糖・しょうゆ・お酢・すりごまでタレ作りへ。
おいりさん流は、砂糖・しょうゆ・酢を大さじ1・大さじ1・大さじ1。すりごまをお好み(今回は大さじ2)で。さらにお好みでネギを入れても美味しいとのこと。