チキンのガーリックハーブステーキ
満開のラベンダーの香りに誘われて、みつばちがたくさん集まっていました。
心をくすぐるような甘く爽やかな香り。
その穏やかな花の香りが風にのってあたり一面を包みこみ、
見ている人々を優しい気持ちにさせてくれます。
さて、昨晩のおかずは『チキンのガーリックハーブステーキ』。
こちらは、お肉とも相性がいいローズマリーを使います。
皮はカリッと。中はジューシーに。
味付けは、塩・粗びき黒こしょう・すりおろしにんにく・ローズマリーのみです。
シンプル料理だからこそ難しい塩加減。
「チキンやビーフ、ポークのステーキが美味しいとされる塩分量は、肉の重量の0.8~1%程度」
を覚えておくと失敗がありません。(我が家は0.8%です)
チキンのガーリックハーブステーキ
◆材料 4人分
鶏もも肉 2枚(約600~650g)
塩 小さじ1程度(5g:肉の0.8%程度)
粗びき黒こしょう 適宜
ローズマリー(ドライ) 小さじ1~
にんにくすりおろし 1かけ分
オリーブオイル 小さじ2
レモン 1個
◆作り方
1.鶏もも肉はキチンペーパーで水分を拭き、皮にフォークを数か所刺して穴をあける。身が厚い部分は切り開いて均等な厚さにし、塩・粗びき黒こしょう・にんにくすりおろしを均等にすり込み、ローズマリーを指で細かく砕きならまぶして5分おく。
2.フライパンにオリーブオイルを熱し、1の皮を下にして入れぎゅうぎゅう押さえながら中火で焼く。
(皿などを重し代わりにのせて焼くと、皮全面がムラなくパリッと綺麗に焼けます。写真はステンレス製の落とし蓋。)
3.皮目に綺麗な焼き色が付いたら、キッチンペーパーで出てきた脂を吸い取り、ひっくり返して反対側も焼いて食べやすい大きさに切り、皿に盛り、カットレモンを添える。
★ポイント
1.肉に付いている汁気はきちんと拭き取ってください。残っていると臭みや、味のなじみが悪くなります。
2.生のローズマリーは、枝ごと使用します。フライパンにオリーブオイルと一緒に1~2枝を入れて熱し、鶏肉を加えて焼き、ローズマリーが焦げそうになったら、肉の上にのせてください。
■ コメントをくださった方へ ■
(みぽりんさん)長野県の郷土料理について教えていただきありがとうございます!「やたらめったら」という言葉、使ったことなかったです~。各地に根付くお料理は興味深いです。また見つけたらご紹介しますね!
(めぐゆ~さん)なんとも嬉しいお言葉に涙です~。毎日でも食べそうな勢い・・励みになります。ありがとうございます!
(ミナコさん)『ブランマンジェ』と『じゃがいものソテー』気に入っていただきよかったです!「ふかしなす」、とっても美味しそうですね!冷やしてから食卓に・・食べたくなります~。
(はりがねおばさんさん)山形の「だし」は食べたことがないので、いつか試してみたいです!『やたら』は、暑い日にぴったりの副菜でした。もしよろしかったらお試しくださいね。
コメント(2件)
■おもち
乾燥のローズマリーを使うとき、食べるときに邪魔だなと思っていたのですが、細かく砕いて使うのですね!長年のもやもやが解決しました(笑)
いつも、勉強になることばかりです!
次回は、重しを使って焼いてみます。
2013/07/16 18:44:26
■ちゅらさん
塩加減のお話。お肉の重量との関係をはじめて知りました。ありがとうございます!!
ハーブが大好きなので、レシピ。とっても嬉しいです。早速作りたいです。
先日、鯵のケチャップ煮を作りました。
お弁当のメインにもピッタリですね^ ^
すごくおいしかったです。
私はお魚料理のレパートリーが少ないので、お魚料理は成澤さんから教えていただくことが多いです。
おかげさまでいつも美味しくて何度もリピートで作らせていただいてます。本当にありがとうございます。(^。^)
2013/07/16 06:35:45