10月9日（月）夜9時 日本テレビ系で放送の「しゃべくり007」2時間スペシャルには、今年の世界陸上競技選手権大会にてやり投げで金メダルを獲得した北口榛花選手が登場した。

スタジオには実際に競技で使うやりを持って登場、試合を振り返った。まず「緊張もあったと思うんですけど、本当に集中して投げたと思います」と明かす。

奇跡の大逆転を果たした北口選手。「最初から（高得点で）いきたいですけど」「1投目からたくさん修正して、６投目に臨める」「（修正すべきところが）分からないこともあるので、コーチと話して」と競技の流れを明かす。そして最後の投てきでは「いつも大体同じメンバーで試合してるので、知ってる人だけなんですよ。なので『この人たちに負けたくないな』って気持ちで投げました」と振り返った。

意外と知られていない？「やり投げ」の練習方法

「こんなやりを67m投げるんだよ」「考えられない」と改めて北口選手のパワーに圧倒されてしまうしゃべくりメンバー。

やり投げの練習は「走る練習の方が多い」「ダッシュ力が大事」と北口選手は語る。「“やり投げ”なので、投げるところを頑張らないといけなくて。助走して投げないといけないので、助走をいかに頑張らないで早く走れるかが重要」が解説。もちろん投てきも「私は結構投げる方で、（1日）70投くらい」と、意外と知られていないやり投げの練習方法が明かされた。

またスタジオは、金メダルの快挙だけでなく、試合中に見せる北口選手の明るい笑顔に「心から応援したくなる」と盛り上がる。

北口選手は競技中も「笑ってることのほうが多い」「競技場は大きいんですけど、笑ってたらすぐどこにいるか分かるって」言われてしまうこともあるそう。

その明るさの源は、元バスケットボール選手である母からの教え。「スポーツ選手だと、結果悪かったり色々言われたり、つらいことも結構沢山ある」「つらいことをつらい顔でやっていたら本当につらいから、常に笑顔でいれば、幸せなこともきっと一緒に来てくれる」という言葉に、「いい教えだな」とスタジオは感動に包まれた。