先日、幼稚園年中の息子からこんなことを聞かれました。
「パパは大きくなったら、何になりたい?」
5歳児からすれば、パパはまだ成長途中で、アナウンサーという職業は通過点に過ぎません。
なかなかセンスのいい質問です。
6月28日で38歳になります。俗に言う、アラフォーです。
ここ数年は誕生日前に信じられないくらい体調を崩すことが多かったのですが、
今年はなんとか踏ん張れそうです。
裏を返せば、そのタイミング以外は基本的に、バイタリティに満ち満ち溢れています。
頑健な身体に生んでくれた両親には本当に感謝しています。
振り返れば、中高6年間のバスケ部にも御礼の言葉を述べなければなりません。
流した百千の汗と涙を思い出せば、大抵のことは乗り越えられます。
このところ、「年相応」という言葉が好きです。
どんなに生き急いでも、その年齢にならなければ分からないことが無数にあります。
38歳にしか見えない景色が楽しみで仕方ありません。
余談ですが、冒頭の息子は大きくなったらスピノサウルスになりたいそうです。
全長15mを超える大型肉食恐竜に食べられないよう、
年相応の対応力で生き延びます。