素敵な言葉だなと思った。
“National Pastime”
意味は“国民的娯楽”。アメリカでのそれは、「野球」を意味する。
と、最近教えてもらった。
シーズン中、毎朝のように、海の向こうから届く活躍の情報に、多くの人が注目し、そして熱狂する。その様子はまさに、我々日本人にとっても“国民的娯楽”と言えるのかもしれない。
MLB TOKYO SERIESが近づいてきた。
“去年のワールドチャンピオン”、大谷翔平選手、山本由伸選手、佐々木朗希選手が所属するロサンゼルス・ドジャースと、“MLB屈指の名門”、今永昇太選手、鈴木誠也選手が所属するシカゴ・カブスが日本にやってくる。
今回中継の為に、両チームがスプリングトレーニングを行っているアリゾナに取材に行く機会に恵まれた。
カブスのキャンプ地では、背番号18と27のユニフォームやTシャツを着る人の多さに驚いた。
現地2月20日には、ドジャースとカブスのオープン戦が開催された。その日が、オープン戦の開幕戦。プレイボールは正午過ぎ、平日の木曜日ではあったが、多くの人が試合開始前から長い列を作っていた。大きなビールを片手に観戦する人、イニング間に音楽に乗って踊っている人、芝生になっている外野席でレジャーシートを敷いてピクニックをしているような親子、とてもいい光景だった。野球が愛されているんだなと感じた。
“国民的娯楽”として皆さんが楽しめるように、精一杯お伝えします。