8月31日 平川健太郎

パリ五輪、日本選手たちの活躍は素晴らしかったですね!いまはパラリンピックが始まったばかりですが、引き続き、選手たちが全力を出し切る姿を楽しみにしたいと思います。

 

私自身も実況担当として2008年北京、2021年東京と2度の五輪に関わりました。そんな事もあり、競技自体はもちろんですが、実況アナウンサーがどんな表現や描写をするか、毎回大変興味深く聞かせてもらっています。

 

今回の中継では多くのアナウンサーのみなさんが、選手の出身地や出身校を丁寧に紹介している印象がありました。柔道女子48kgの角田夏実選手やスポーツクライミング男子複合の安楽宙斗選手がたまたま私の高校の後輩の方々だったので、改めて実況で出身地などを紹介してもらうと、なんとも誇らしい気持ちになりました。そして、その事を伝えるだけで選手の皆さんの背景や育った風景などをいろいろイメージする事が出来る、改めて大事な部分だな、と確認しました。

 

季節が秋、そして冬へと進めば、今度はプロ野球の終盤や駅伝のシーズンになります。選手の皆さんの故郷や見守られた環境などを忘れる事なく、そして応援してくれる周りの方々の気持ちを意識しながら、しっかり準備して臨みたいと思います。

 

*写真は、巨人戦中継前、記者席で準備中の私です。