3時のヒロインが明かしたそれぞれの原点 恩師との甘酸っぱい思い出も?
12月4日(金)放送の『アナザースカイⅡ』では、お笑いトリオ・3時のヒロインに密着。ゆめっち・福田麻貴・かなで それぞれの原点に迫った。
ゆめっち・高校時代の先生との思い出
ゆめっちの原点は、18歳まで過ごしたという故郷・熊本県。
「吹奏楽部で部活をめちゃくちゃ頑張ってた時期」と高校時代を懐かしむゆめっち。通っていた玉名女子高等学校は、全日本吹奏楽部コンクールで7回連続金賞を受賞するほど吹奏楽に力を入れている。今回は、お世話になった顧問の桝田先生とも再会した。
「学園祭で先生と漫才をしたんですよ」「ネタ合わせを授業が終わった後とかにやっているときに、すごい(先生を)好きになっちゃって」「ライクからラブになっちゃって告白したんですよ。大好きすぎて“結婚してください”って言ったら、“ムリムリムリ、君はそのまま吉本行ってください”って言われて門前払いされて…」と甘酸っぱい思い出を明かしたゆめっちに、先生からは「盛りすぎ」と返され、笑いが起こる場面も。
「(ゆめっちは)演出系になると別人に変わります」と桝田先生。当時の映像には、定期演奏会で一人だけ派手なコスプレをして演奏したり、客席へ降りて観客を笑わせて楽しませたりという様子が残っていた。また、「将来の夢は吉本のお笑い芸人です」と宣言するゆめっちの姿もあった。
かなで・先生からの「痩せろ」の真意
かなでの原点は東京都・調布。「お笑い芸人を目指す前に女優を目指していて、そのために通っていた短大」がある場所だ。
かなでが通っていたのは、演劇や舞台芸術を実践的に学べる桐朋学園芸術短期大学。強く残っている当時の思い出は、かなでがファーストキスも捧げたという「『パンドラの鐘』っていう公演」。「私は古代のお姫様の役で、(配役は)演出家の方が決めるんですけど」「ヒロインを務めさせていただいた」経験が、「私の始まりでした」と振り返った。
さらに、当時お世話になった宮崎先生からは、卒業公演の時に「痩せろ」というメッセージが送られた事実も明かされた。
その理由について、宮崎先生は「私があの時“痩せろ”と書いたのは、かなでさんは自分がぽっちゃりキャラだからウケると思ってる」「それが私は許せなかった。体型で笑いを取るような才能どころではない。もっとすごい才能だって思っていた」とその言葉の真意を語った。さらに、「(かなでは)桐朋の誇り」「あなたにはエンターテイナーになって欲しい」とエールが送られた。
福田麻貴・掴んだ夢とSNSとの向き合い方
福田の原点は、大阪・難波。「25歳ぐらいまでずっと住んでました」「全ての想い出がこの難波の街に詰まっている」と話した。
「幼い頃からの夢はテレビに出て活躍すること」だったという福田。大学卒業後は、よしもとのNSC女性タレントコースに入学。その後、「『つぼみ』っていう(アイドル)グループに入ってた」時期があったり、お笑いコンビの結成・解散などを経るなどし、ようやく、3時のヒロインとしてブレイク。
しかし、夢だったテレビの世界で実際に活動してみると悩むこともあったという。特に「エゴサーチをたまにする」という福田は、SNSやインターネットでの言葉と向き合う辛さを明かした。
「自信がないことに蓋して収録するんですけど、それが“何であいつあんな態度デカイねん”みたいな感じに思われたりとか」、「相方のことを守るためにした事とかが相手方の発言をカットさせた、とか」、「ネットニュースにされたりとかしてどんどん自分じゃない自分が1人歩きしていって、しんどいなみたいになって」と泣きながら本音をこぼした。
その姿を見て、「(福田を)相方として見てた時があったんですけど、“いや、友達やで”って言ってくれた時に、こういう温かい人がいるんだなっていうのを感じた」「色んな人に誤解されてる(福田の一面を)払拭したい」とゆめっち。
3人の絆と次なる目標
バラバラの環境で育った3人だが、今では「代わりがいない」(ゆめっち)、「芸の上ではもちろん、人間的にもこの2人やったからやってこれた」(福田)、「今まで叶えられた夢もこの3人だから叶えられたので、夢のパートナーです」(かなで)と3人の絆の強さを見せた。
次なる目標は、「お笑いにとらわれないエンターテインメントを発信していきたい」と福田。「歌とかダンスとかお芝居とか、エンタメ集団として頑張っていきたい」と前向きなチャレンジ精神を見せた。
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