5月3日（金）放送の「アナザースカイII」は、AKB48グループ 2代目総監督・横山由依のイギリス・ロンドン訪問に密着した。現地ではこれまでのキャリアや、今後の目標について語った。

「もどかしかったり悩んだりもすごくしましたね」総監督時代を振り返る

もともと歌うことが好きだったという横山は、AKB48のオーディションを受けた理由について「『秋葉原から夢を持った女の子たちが羽ばたいていく』というコンセプトに惹かれて応募したというのがあります。私は歌手になりたいという夢があったので、色んな夢を持った女の子たちが切磋琢磨して、個人でも活動をしていけるということに惹かれた」と振り返る。

Not yetで共に活動した指原莉乃は、横山について「一生懸命ないい子だなという印象でした。明るくて前向きないい子です」と語る。2015年、AKB48グループの総監督となった横山だが、指原はその際の心境について「基本的に、かわいらしいのを見せる隙間が少なくなっちゃう。しっかりしてるという感じになっちゃうので、こんなはずじゃなかったのに…と思う瞬間はあったんじゃないかな」「ちゃんと選ばれた人にしかできないことだなって、すごく尊敬しますね」と慮る。

横山は総監督時代について「めちゃくちゃ頑張ってる子がいるからこそ、その子たちに輝いてほしいからこそ、このままじゃだめなんじゃないかなということは、私の立場から言えることはすごく動いたんですけどなかなか（難しい）。もどかしかったり悩んだりもすごくしましたね」 と振り返る。

今年その立場を向井地美音に引き継いだが、「現役のうちに後輩を育てて、自分の活動もして、それがグループみんなのためになるんじゃないかって」「色んなポジションだったり、色んなことを経験させてもらった中で、今自分がやりたいと思うことだったり、なりたいと思うことにしっかり向き合いたい」と、これからは個人の力をより高めていきたいと考えているようだ。

「古いものも守り、新しいものも取り入れていく」ロンドンで感じたこと

横山は、ロンドンではファッションやグルメも楽しみながら、「マンマ・ミーア！」を観劇。これからの夢についても尋ねると「歌える女優さんになりたい」とのこと。もともと好きな歌はもちろん、これまで様々な経験をしてきた中で芝居にも興味が出たそうで「その二つをやっていけるような人になりたいというのが、今の一番の目標です」と語った。

「新しいものを取り込むべきところは取り込んで。それこそロンドンも、昔からあったものをずっと守ってるじゃないですか。古いものも守り、新しいものも取り入れていくというのは、今の自分にきっと必要なことなんじゃないかなって思います」とロンドンでの体験も踏まえさらなる飛躍を誓った。