ぶらり途中下車の旅

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放送内容

2016年12月10日放送分

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深谷駅 大谷藤豊邸

大谷藤豊邸は、深谷市にある登録有形文化財指定のお屋敷。
こちらのお宅の建設が始まったのは昭和5年のこと。世界的な大恐慌のあおりで深谷も不景気の真っただ中、街には失業者があふれていたといいます。そんなときに、当時の深谷町長を務めていた大谷藤豊氏が、職人に仕事を与える目的で私財を投じ、細部まで意匠を凝らした自宅を建てることにしたのです。建築に携わった人数は実に100人以上にものぼったそうです。着工から完成までは1年半。じっくり丁寧に仕事をしてもらうことで職人に手間賃を十分に支払うことが出来るという配慮だったそうです。
建物の各所に見られるステンドグラスや、応接間の格天井と桐の網代の組み合わせなど、随所に細かい工夫を凝らしています。

応接間

玄関のステンドグラス

昭和5年に建設

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