京都の開運スポット 右折だけでたどりつけるか!?
今回は、京都を舞台に“右折だけで目的地にたどりつけるか!?"
スタート地点の嵐山・渡月橋にいるのは、城島と太一、なにわ男子の藤原丈一郎。
そして、京都右折対決に助っ人として駆けつけたのは、元メジャーリーガー・岡島秀樹。京都で生まれ、高校時代まで京都で育った、京都を知り尽くした男。
今回は仏教で縁起がいいとされる、右回りにあやかり右折だけで、今話題の開運スポット3ヶ所を巡り、ゴールの京都タワーに先にたどり着いたチームが勝利!
さっそく、城島・藤原チーム、太一・岡島チームに分かれ、車でスタート。最初のポイント・車折(くるまざき)神社へは約1km。通常は車で3分の道のり。
城島・藤原チームは、運転が城島、ナビ担当が藤原。「城島さん、ここ右折で!」最短距離を狙って、いきなり右折。一方、太一・岡島チームは、直進を選択。
「ここを左折すれば、車折神社」左手に目的地の車折神社を見つけるも左折はできないので、藤原「右折→右折→右折で行きましょう!」右折3回で左折したかった道路に向かう作戦。
しかし、「ここちょっと左折せんと行かれへんやん…」車折神社は直進ではなく左方向。右折では行くことができず。目的地・車折神社を攻略できず再び同じ道へ。
一方、直進を選んだ太一・岡島チーム。「大通りに出て遠回りしてでも確実な道を」京都出身の岡島のナビは細道を避け、大通りから右折で回り込む作戦。
その頃、城島・藤原チームは、最短距離を狙い、細い道で右折を繰り返すが、「やばい、戻っちゃう…」またしても、車折神社を通り過ぎてしまうハメに。
その頃、太一チームは、城島チームが2度も通った車折神社へと続く道を走行。そのまま三条通りに出られれば、車折神社へ右折でゴールできる。
と、「あれ、そう(城島チーム)じゃない!?」対向車線から来た城島チームの車とすれ違う。そして、太一・岡島チームが難なく車折神社に到着。スタッフ調べでは、最短ルート。
最初の開運スポットは車折神社内にある、芸能の神様「アメノウズメノミコト」を祀った芸能神社。「有名な方の名前の書いた札がたくさんある」
ここには5000枚を超える朱塗りの玉垣があり、芸能運・芸術運にご利益があると、多くの有名芸能人やアーティストの名前が納められている。
今回の対決では、開運スポット参拝の印に、DASHオリジナル絵馬をお納め。太一「“なにわ男子がもっと人気者になれますように"」岡島「“大谷選手がHR王になれますように"」
そして、10分遅れで城島・藤原チームも車折神社に到着。太一・岡島チームは一足先に出発。
次の開運スポットは、日本で唯一、金属にまつわる神様が祀られている、京都一の金運神社と言われる御金(みかね)神社。車折神社からは、およそ7km。
「大通りを右折→右折で」太一・岡島チーム、大通りで距離を稼ぎ、御金神社まで残り2km。
すると、「一通が増えてきた」あちらこちらに一方通行の道路標識が。ここから先は京都の街並みの特徴の一つ、碁盤の目エリア。
794年、桓武天皇が平安京に遷都した際に土地を区画分け。現在、それらの細道は整備され、渋滞せず通れるよう約8割が一方通行に。
次の目的地、御金神社は碁盤の目の中心部。その周辺の通りも一方通行だらけ。どの道を選ぶかが勝負の鍵を握る。
城島・藤原チーム、ここで碁盤の目の迷路の中へ。左手に御金神社を見ながらも、左折はできないので、右折できる道を探すが「ここも無理か!」一方通行地獄に。
目的地まで残り50m。城島・藤原チームが碁盤の迷路を彷徨っている時、太一・岡島チームは引き続き細道を避け、大通り作戦。
江戸幕府初代将軍・徳川家康が築城した二条城、その先を「この二条通り右折です」遠回りはしたものの、またもやノーミスで2つ目の開運スポットに到着。
京都一の金運開運スポット・御金神社。金山毘古命(かなやまひこのみこと)という刀や鏡、農耕具など金属全般にご利益のある神様を祀る、日本でも唯一の神社。
城島・藤原チームが御金神社へ到着したのは、太一・岡島チームが到着した5分後。
そして、次に目指す3つ目の開運スポットは健康運。今、京都で一番、若い女性が集まる写真映えスポット・八坂庚申堂(やさかこうしんどう)。御金神社からは約2.6km。
鴨川を越え、祇園、清水寺のエリアへ。日本三大祭りのひとつ、祇園祭で有名な八坂神社を通り過ぎ、その先、目的地の八坂庚申堂は進行方向の左側。
しかし、「参った、時間かかるなこれ…」ここまで順調だった太一・岡島チームの大通り作戦だが、夕方の渋滞にハマってしまう。
「じゃあここ右へ」「めっちゃ狭いすよ…」渋滞を避けるため、仕方なく小道へ。今回初めての細道を行く作戦に。
一方、小道を細かく曲がり、目的地を目指す城島・藤原チーム。鴨川を渡り、目的地の八坂庚申堂まで900m地点へ。両チームともに八坂庚申堂は目前、その差は150m。
やや遅れをとっている城島・藤原チームは、一本となりの道に出られたら、あとは直進で目的地に行けるが「4回右折すれば(となりの道)に出られます!」
右折ナビも慣れてきた藤原、迷うことなく目的地に近づいていたが、先に到着したのは、またも太一・岡島チーム。
健康運開運のお寺、八坂庚申堂。日本でも珍しい、こんにゃくを使ったご祈祷が行われ、病気や災いをこんにゃくに封じ込めるというこちらのお寺。
こんにゃくに身体の不調を書いた人型の紙をのせ、ご祈祷をしてもらうことで、こんにゃくの水分が抜けていくように病も体から抜けると言われている。
境内に無数にあるカラフルなお手玉状のものは、欲を一つ我慢して、願いを書くと叶えてくれると言われる「くくり猿」。近年、写真映えすると若者にも人気のスポットに。
太一・岡島チームから遅れること6分、城島・藤原チームも到着。ここまで仕事運・金運・健康運と開運スポットを右折だけで回ってきた両チーム。
最終ゴールは京都のシンボル・京都タワー。先に到着するのはどちらのチームなのか?先を走るのは、太一・岡島チーム。
目指す京都タワーは八坂庚申堂の南。当然左折はできないので、東大路通を反対方向へ。5分遅れで城島・藤原チームも東大路通に。
藤原「もう時間がないので、この辺で右折を!」なるべく早く方向転換をするため、近い交差点での右折を選択。
左手に高さ24m、霊山観音を拝みながら、「スリー右折で行けるはずです!」3右折を2回行い、8の字を描いて、元の道を逆向きになり、京都タワーへ向かう作戦。
太一・岡島チームは、京都タワーから離れること4.5km。またもや安全策を取り、大通りで右折を6回、8の字右折を狙う。
そして、城島・藤原チームは早めの右折が功を奏し、一足先に方向転換することに成功。
遅れて太一・岡島チームも方向転換し元の道を南へ。京都タワーまで残り3.5km。城島・藤原チームはその前方500m先に。
開始から4時間。岡島の的確なナビで常に先回りしてきた太一チームだが、ここにきて城島・藤原チームが初のリード。ゴールの京都タワーまであと2.5km。
城島「京都タワー見えた!」遅れることわずか2分、太一・岡島チームも同じ路地を右折。ここから両チーム同じ道でゴールを目指す。
ゴールは京都タワー西側の駐車場。一度前を通り過ぎ、次の角で右折、さらに右折を2回すれば、ゴールとなる!
が…!「ここ右折でいいんやんな」ここで城島・藤原チーム痛恨のミス。まさかのゴール駐車場手前の道を右折。
一方、太一・岡島チームは、城島チームが手前で曲がった道を直進して、その先を右折。
そして、太一・岡島チームが「やったー!ゴール」「完全試合!パーフェクト」
そのわずか1分後、城島・藤原チームもゴール。終わってみれば、太一・岡島チームが開運スポットを一つも譲らない、完全勝利。
右折だけで目的地を目指す大実験。今回は岡島ナビが冴えわたる結果となった。