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ザ!鉄腕!DASH!!

日曜よる7時00分~7時58分 放送

出張DASH村 ~北海道 アスパラガス~

2024.06.23 公開

DASH村で培った知識と経験を生かし、日本全国の農家さんをお手伝い!出張DASH村!
この日、城島と「最近農業に興味を持ちだした」という藤原がやってきたのは、北海道のほぼ真ん中に位置する美瑛町。
ラベンダー畑で有名な富良野市にも近く、色とりどりの花畑や幻想的な風景が見られる自然豊かな場所。
そして今回お手伝いする野菜は、北海道が生産量日本一を誇る、アスパラガス!

2人がお世話になるのは、100年続く農家の4代目、本山農場の本山忠寛さん。
本山農場の畑の広さは、アスパラガスだけでも12ヘクタールあり、多い時では1日2トンの収穫量を誇る。
他にもトマトや玉ねぎ、カボチャなどを栽培しており、全ての畑を合わせると全部で140ヘクタール!
東京ドーム約30個分になるという。
そんな広大な畑で育つアスパラガスをまずは頂ける事に。
すると…「もう種が生産されてないので『幻のアスパラガス』って言われてるんです」と本山さん。

幻のアスパラガス、その名も『ラスノーブル』という品種。
幻と言われる理由は、種の生産元であるオランダですでに作られていない上、柔らかくて風で曲がりやすかったり、地上に生えてくると頭が開きやすかったりと、一般的なアスパラガスと比べると出荷基準を満たすものが少なく、商品価値が損なわれやすいことから、栽培をやめてしまった農家さんも多いから。

でも、「味は格別」と本山さん。ありがたく頂くと…「柔らか!」
風で曲がるほど皮が柔らかいラスノーブルだからこそ、「うちのラスノーブルは皮剥かないで食べてほしい」と本山さん。
その言葉通りに食べてみると「美味しい!風味豊か!」と城島も絶賛。
とはいえ、種の生産が終わっているラスノーブル。藤原にはある疑問が…「食べても無くならない?」
「アスパラガスは多年生の草なので、大事に大事に育てれば何十年も採れ続ける」

そもそもアスパラガスの栽培はとても時間がかかるもの。
福島DASH村で初めて育てたのは18年前。種を植えてから1年目に出てくる芽は直径たったの2㎜。
それを伸ばし続けると、松の葉のような茎が広がっていき、150㎝ほどまで生長。伸びた茎で光合成し、株に養分を蓄える。それを3年繰り返し、4年目にようやく、収穫サイズのアスパラガスが伸びてくる。

種がないラスノーブルを、少しでも長く生産し続けるために、本山さんの畑では一般的なアスパラガス畑と比べ、株と株の間隔を広くしている。
そうすることで伸びた時によりたくさん光合成し、株に養分を蓄えられるようにしている。
「株が伸び伸びと育って長く収穫していきたい」と本山さん。
「繁茂した時に、日が当たってより光合成するように隙間も空けてるんですね」と城島。

そして、城島たちがいる畑だけでも1万本あるアスパラガス。その収穫方法は…「機械では収穫できない」
1つの株からランダムに生えるため、機械でまとめて収穫してしまうと、出荷サイズに満たない短いものを無駄にしてしまう。そのため、収穫は1本1本、人の手で!
使うのは、持ち手が長いアスパラガス専用の鎌。
「この前、田植えをしたので成果が出ると思います」と意気込みを見せる藤原。

精鋭部隊の農場スタッフの皆さんと一緒に収穫開始!
「これ、しんどいなー」と、2人が黙々と収穫をしている中、精鋭部隊の皆さんははるか先へ。
「嘘でしょ?ほんまに採ってます?」「2トン採ろうと思ったらあれくらいのスピードじゃないと」
どんどん置いていかれる藤原、6分ほど遅れてようやく担当分の収穫終了。
収穫されたアスパラガスは、機械で重さごとに選別され、鮮度を保つために立てたまま箱詰し、全国へ。
その魅力を皆さんにお伝えするため、幻のアスパラガス・ラスノーブルを使って料理を!

奥様の華英さんに教わりながら作った1品目は、地元産の鶏もも肉をミンチにし、1㎝角に刻んだ生のアスパラガスと混ぜて焼いたつくねに、照り焼きソースをからめた『照り焼きアスパラのつくね』。卵黄をかけて頂く!
「めちゃくちゃ食感がいい!刻んでるのと上に乗せてるのが、同じアスパラガスでもまた違った食感!」

2品目は、海苔の裏面に酢飯を薄く広げ、しょうゆマヨネーズおかか、レンジで熱を通した細めのアスパラガスを3本のせて巻いた『アスパラ巻き寿司』。
「甘みがあって米に合いますね!むっちゃ美味しいやん、これ!」
「ラスノーブルは香りが強いので、意外と酢飯との相性がいいんです」と本山さん。

3品目はアスパラガス料理の定番をアレンジ。
塩コショウ、小麦粉をまぶした豚バラ肉をアスパラガスに巻いて、8cm程度に切り、竹串をイカダ状にして刺し、衣をまぶして170℃の油で揚げた『肉巻き串揚げ』。
ソースやマヨネーズをつけて頂く!
「めちゃくちゃ美味しい!」「う~ん!これは究極の揚げ物やね」

シメは、本山農場で採れたトマト・玉ねぎ。ニンニクを使ったトマトソースと、バターとコンソメと炒めたアスパラガスを、フードプロセッサーでペーストにしたアスパラソースの2色の豪華ピザ!
生のアスパラガスもトッピングしてオーブンで焼き、仕上げには美瑛産ラクレットチーズ。
「アスパラピザですよ!うわ~!うまっ!アスパラって和食にもなって洋食にもなって色々な食材と相まってめちゃくちゃいいですね」と藤原。
そして城島、「いや~本当に幻のアスパラ、“あ~すぱら"しかったです」と恒例のシメ。

【DASH村 特設サイト】

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