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ザ!鉄腕!DASH!!

日曜よる7時00分~7時58分 放送

第2回DASHデミー賞 ~冬の挑戦部門~

2021.03.07 公開

今回は、これまでTOKIOが挑んだ冬の挑戦400本以上の中から、出演者・番組スタッフ総出で、「もう一度観たい!」と選んだ作品をランキング形式で発表!
さらに、番組がこれまでお世話になった、各界のスペシャリスト・DASHデミー会員の皆様にも改めて観て頂き、注目すべきポイントを挙げて頂いた。輝け…第2回DASHデミー賞!


太一「風(の企画)は上手くいかないイメージだよね」城島「風はホントに鬼門」
冬の強風を活かして、これまで数々の挑戦をしてきたが、どれも一筋縄ではいかなかった。
例えば23年前、冬の北海道・襟裳岬で「風の力でどこまで行けるか?」に挑戦した時は、全く風が吹かず、2日間で進んだのはわずか1kmだった。
さらに長崎・壱岐島では、帆を付けたリヤカーで名物・春一番の強風を受けて、島を疾走しようとしたのだが、こちらも風が吹かずロケが延期。


そんな中で唯一、成功した企画が、冬の挑戦部門・第4位にランクイン!
12cmのアヒル村長を巨大化!「100倍のアヒル村長は空を飛べるか?」
それは10年前の挑戦。
パラシュートにも使われる軽くて丈夫な生地を、100倍アヒル村長の型紙に合わせて切り出し、合計22のパーツをミシンで縫い合わせれば、テニスコート3面分にも。
最後に、バランスよく引っ張るためのヒモを40本取り付け、アヒル村長巨大立体凧の完成。


舞台は、富士山の麓・富士川の河川敷。100倍アヒル村長が大空へ羽ばたくには、とにかく風が必要だった。
そのために全日本スポーツカイト協会の加藤さんが教えてくれたのが、フローフォームカイト。一見ペチャンコだが、空気を取り込み、繋がれたヒモを引っ張ると、骨組みがなくても空気だけで膨らみ舞い上がる、立体的な凧。


100倍アヒル村長も同じ要領で、空気は口から取り込む形に。
大量の空気が必要になるため、モータースポーツ好きの長瀬が考えたのが「エアインテークみたいに」
レーシングカーの空気を効率よく取り込む形。カーボン材で角張らないようにカーブの形を作ったら、ちょっと濃い色の袋に入れて唇っぽく。

この口の形に注目したDASHデミー会員が、飛行機の操縦技術を競う、別名・空のF1「エアレース」の世界チャンピオン・室屋義秀。
室屋「飛行機も空気の取り入れ具合で馬力が変わる。空気口の設計はすごい大事。(長瀬が作った)丸い口の構造は空気が逃げずに取り込まれやすい」


風速5m。「じゃあ引っ張ります!」しかし、一瞬、浮き上がったが横からの風に煽られ、体が回転し斜めに。浮いたのはわずか30cmほど。
ならば、頭の後ろの左右に新たにヒモを取り付け、松岡と加藤さんが回転を抑える作戦。
前に長瀬、後ろに松岡、引き手・総勢11人、風も申し分なし!「引っ張って!引っ張って!」


「おー、飛んだ、飛んだ!」「後ろから見たら、ホントに飛び立っていくみたい」
松岡の角度から見ると、村長が足を揃えて飛び立つ、華麗な姿が。
最大高度6m、滞空時間32秒。見事に優雅な空の散歩だった。
続いて、冬の挑戦部門・第3位は、城島が真冬の北海道・東川町で体を張って検証した「一番保温効果があるお風呂はどれだ?」


温まりそうなエキスたっぷりのお風呂で温まったら、100m先のゴールを目指してダッシュ。
ポカポカした体でどこまで行けるか?限界となったところでギブアップ。
保温効果のありそうな様々なお風呂で検証した結果、最高記録は「はちみつ風呂」
見事、100mを走破した。しかし、DASHデミー会員の横山が注目したのは、はちみつ風呂ではなく、ハッカ油風呂。


発汗作用があり、夏の入浴には向いているとのことだったが、お風呂を出た途端、城島「ちょっと待って…冷っとする!寒い!風よ吹くなー!」
ハッカに含まれるメントールには冷たく感じさせる効果が。結局、一歩も進めず。
横山「寒いのにもう一回ハッカ風呂に入り直してるリーダーはやっぱりすごい。この精神を若手ジャニーズも受け継いでいかないと」


冬の挑戦部門・第2位発表の前に、候補作400本以上の中で、唯一1票だけ入った、ちょっと変わった挑戦をご紹介。投票したのは、TOKIOの後輩、King & Princeの岸。
それは、都内のお店を巡って激辛料理を食べ続けた「世界の激辛料理いくつ食べられるか?」
中でも、岸が注目したのが、メキシコ料理店での太一の姿。


ハバネロの肉詰めにあるソースをひとさじ付けた太一。
それは、唐辛子の辛味成分のみを抽出し、濃縮した「ザ・ソース」。タバスコの約3500倍の辛さで、直に触れると、火傷したような痛みが伴うヤバいもの。
これを丸ごと!「ヤバい、辛い!半端ないって!」「みるみる体が真っ赤!」ポッカポカどころか、全身ピリッピリに。
岸「僕もザ・ソース食べたことあるんですけど、あの辛さにハバネロも重ねるって、太一さんストイックだなって…」


では、冬の挑戦部門・第2位は「ペットボトルソリでどこまで行けるか?」
舞台は北海道白老町。城島が乗り込んだのは、200本のペットボトルロケットを装備したソリ。
その動力は水と空気。1本1本に空気をパンパンになるまでこめなければならない。助っ人として駆け付けてくれたのは、柔道・金メダリストの吉田秀彦と、格闘家・ボブサップ。


そして、空気を入れ続けること1時間30分。準備万端となり、いざスタンバイ!
200本のペットボトルは発射装置を押すと一斉に発射される仕組み。その圧力は1.5トン以上。200リットルの水を一気に吐き出し、どこまで行けるか?
「よっしゃー!いけーいけー!みんなの想いを乗せて!」サップの巨体をも吹っ飛ばすパワーで、ペットボトルソリが発射!


しかし、その勢いは続かず、47m進んだところで、「あれ?誰か後ろに引っ張ってる?」
ソリがゆっくりと後退。
準備に4日間、総勢68名、総額750万円を掛けて挑んだ、壮大なプロジェクトだったが…
この日は強烈な向かい風。ペットボトルを設置した荷台が、その風を受けて逆走。そのまま押され続けて、スタート地点へ。記録は、まさかの0m。


この結果に、DASHデミー会員・日本テレビアナウンサーの桝は改めて思った。
桝「DASHのすごいところって、あんまり上手くいかなくても番組にしちゃう。最後ちゃんと結果を示してフィニッシュするのがDASHらしさ」


DASHデミー賞、冬の挑戦部門・第1位は、「雪玉を転がしてどこまで大きくできるか?」
これまで、2010年に群馬・丸沼、2012年に北海道・ルスツ、2015年に新潟・魚沼、2017年に岩手・北上で、巨大雪玉の限界に挑戦すること4回。
時には、2m超えの怪物も作り上げた。今や、雪玉づくりのプロとなったTOKIO。


今回選ばれたのは、全ての始まり。群馬・丸沼高原スキー場での挑戦。
コメントを寄せてくれたDASHデミー会員は、以前、雪山サバイバル訓練でもお世話になった、日本を代表するアルピニスト、野口健。さらに、雪国・山形のネギ農家、伊藤さん。
野口「最初はアホなことやってんなあと思ったけど、最後はホントに感動した」
伊藤さん「地元では厄介ものの雪をみんなで楽しめる遊びに変えてくれてる」


舞台となる丸沼高原スキー場は、標高1700m、全長1.5km。朝9時、最初の雪玉を。
「あれ、よく固まらない」「ベタ雪じゃない。水分含んでないから」つまり、パウダースノー。
さらに気温は-10℃と低く、雪が固まりにくい状況。そこで、水をかけて固めていく作戦。
「ゆきお」と命名した雪玉は、400m地点で直径70cm、重さは推定90kgまで成長。


大きくなるほどコントロールが難しい。すると、傾斜の急な道でゆきおがあわや崖下へ…!
だが、ギリギリのところで、2人が身を挺してゆきおの滑落を防いだ。
そして、500m地点。次第に雪玉には適したベタ雪に。だが待ち受ける傾斜15度の難関。
ここは斜面を利用して、一気に転がす作戦。と、勢いがつき過ぎたゆきおが暴走!


「ゆきおが壊れまくってる!」重さとスピードに加え、歪だった形も災いし、バラバラに。
これに、野口「雪山にある雪玉でも大きくて60cm。雪の自重に耐え切れなくなる」
その重さに耐えるためには、もっと固く。そこで、「雪に塩を入れたら温度が下がって固まる」つまり、融点を下げること。


雪や氷は0℃を境に溶け出すが、塩をかける事でその溶け始めの温度が下がる。いったん溶けながら周りの熱を奪って、雪は再び、しっかりと固まる。
ゆきおの無念を晴らすべく、再び、てっぺんからスタート。まずは、多めの塩で芯になる玉をこしらえる。そして、大事な名前は「“おゆき"にしよう」


パウダースノーエリアを、水も補いながら転がし、徐々にペースは上がり、300mで直径60cm、重さは推定57kg。ゆきおが割れた時の大きさに。
そして、500mで、先ほどの難所を迎え、一旦大きさを計る。「(直径)110cmだね」重さは推定350kg。割れたゆきおの4倍ほどの重さに。
ここからは、ゆきおが割れた急カーブ。コースから外れないよう軌道修正しながら転がす。


松岡が身を呈し、転がるのを軌道修正。無傷のおゆきは、また一回りデカくなっていた。その大きさ、直径120cm。推定450kgは、ヒグマと同じ。
この大きさ、2人では限界なので、頼れる助っ人が参戦。バルセロナ五輪、柔道金メダリストの吉田秀彦。そして、元K1ファイター・武蔵。
強靭な足腰を持つ2人のパワーが加わり、どんどん転がって大きくなるおゆき。


そして、630m地点。ここから傾斜20度。150mの超加速コース。左に逸れたら崖の下。
そこで、崖の方に落ちないよう、転がしながら500kgの雪玉を松岡が右へ軌道修正。
しかし、重くなって転がる勢いを増すおゆきに誰も追いつけず、小屋に突っ込んだ!
と、暴走したおゆきを止めてくれたのは、アルペンスキーの大会で使うスタートハウス。
その下の隙間にすっぽりハマったおゆきは、心配をよそに一回り成長して直径130cmに。


そして、今回のコース最大の傾斜23度へ。「支えながらやっていきましょうか」
あわやリフトの柱に激突の危機も何とか回避、200mを一気に転がり、900m地点を通過。
この先、斜面は緩やかに続き、ゴールまで500m。ゆきおは推定810kgに。
スタート地点より水分を多く含む雪質、まだまだデカくなりそうだが、「あそこまで平坦なんですよ」転がすには、力がいる。


そこで、仰向けになって、脚で押す作戦に。すると、この方法に注目したDASHデミー会員が、十種競技アジア大会の金メダリスト・右代啓祐。
右代「腕より脚の方が筋肉が多いからパワーが出る。支えるのが点(脚)から面(背中)に変わるので力が入りやすい」
そして、推定1トン、キリンと同じ重さにまで成長したおゆき、ついにゴールまで300m。


この雪の重さ、10m以上の雪が降ることもあるという北海道・真狩村で、にんじんを育てる、DASHデミー会員・大廣さんは、「除雪してると雪の重みで重機が負けちゃうこともある」
そんな重機をも壊す、巨大雪玉はびくともしない。そこで、スタッフも含めて11人で!
ゴールまで150mを残し、直径220cm、重さ約2.8トンになったおゆきを転がす最後の手段。
シートとロープを使い、スキー場の皆さんの協力も得て、総勢16人で引っ張る!


150m、一気に行けるか?2.8トンの雪玉がゴールへ向かって転がり始める!そして、「行け!行ってくれ!」そのままゴール…ならず。
仕方なく、さらに大きくなったおゆきを、「位置を戻してゴールに入れよう」最後は4人で。
「ゴール入った!やった」ただ雪玉を転がして、デカくして、こんなに充実感を得られるとは。「見ろよ…夕日がきれいだぜ」


割れたゆきおを頭に、おゆきは直径2.3m、推定3トン。
野口「単純にスッゲーなと思いました。自分がやれって言われてもできない」
右代「トレーニングになりそう。今すぐにでもやりたい。心を揺さぶられた挑戦でした」

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