【公式・沸騰ワード10】伝説の家政婦 志麻さんの“大人から子どもまでモリモリ食べられる”カンタン料理 全15品!
5月7日(金)放送の『沸騰ワード10』は、番組で密着を続ける伝説の家政婦・志麻さんに密着。
初見の食材で数々の絶品料理を生み出し、芸能界でもファン続出の志麻さん。今回の依頼者は、ミュージシャンのDAIGO。昨年、第一子を授かった新米パパでもある。
さらに、サッカー選手の松井大輔を夫に持ち2児のママでもある女優・加藤ローサと、番組でお馴染みの朝日奈央も合流。
志麻さんの契約時間は3時間。ハウススタジオで初見の食材を20秒見つめ、さっそく調理スタート。3時間で生み出した15品を一挙ご紹介!
1品目:キムチレタス
1品目は、超簡単なスピード前菜「キムチレタス」。
「ちょっと小さめ」にちぎったレタスをボウルに入れ、さらにのりをちぎって大量投入。
そこへ志麻さんが「レタスと一番相性がいい食材」だというキムチを入れる。
あとは少しごま油を足してかき混ぜるだけ。「味付けはこれだけです。キムチの味だけ」と志麻さん。
これだけで簡単に前菜が完成!
「ん〜!合う〜!」「志麻さん、これ(自分でも)やります、ありがとうございます!」と大喜びの加藤。DAIGOも「レタスが、歯応えがやっぱ効いてるし、のりもめちゃくちゃ効いてる」と大満足。
2品目:鶏のマスタード煮込み
2品目は「鶏のマスタード煮込み」。
まずは、軽く塩コショウをした鶏もも肉と手羽元を皮目からこんがりと焼いていく。
この時、手羽元を一緒に調理するのがポイントとのこと。「骨付きで煮込んだ方が本当はやっぱりおいしくなるので。骨からエキスが出て」と志麻さん。
さらに、「中火で(付いた)この焼き色が、コンソメ代わりになる」とのこと。
続いて、肉の表面にマスタードをべったりと塗っていく。「マスタードは火を通すと辛味が飛んでスパイスの香りだけが残るので」マスタードで煮ていくそう。
白ワインを加え、お好みでタイムとローリエをプラス。
水分が出てきたらマスタードを溶かし、仕上げに生クリームを投入し軽く煮詰めたら完成!
実はこちら、フランス料理のラパン・ア・ラ・ムータルドのアレンジ料理。ラパン・ア・ラ・ムータルドは「ウサギで作る料理」で、今回は鶏肉で代用した。
ラパン・ア・ラ・ムータルドはフランス料理でディジョンの郷土料理ではないので強調しなくていいかなと思います。
ディジョンに約1年住んでいた経験がある加藤は「この料理、こんな簡単な手順で作ると思わなかった!」と驚き。
「マスタードのピリピリ(した感じ)とかはない」(加藤)、「めちゃくちゃマイルド!」(DAIGO)とお子様にもおすすめの一品。
更に詳しい作り方をご覧になりたい方はこちらをご覧ください。
>「鶏のマスタード煮込み」詳しい作り方
3品目:プチポワ・フランセーズ
続いては、今が旬のグリーンピースを主役にした「プチポワ・フランセーズ」。
バターで炒めた玉ねぎに、グリーンピースを4パックすべて投入!
バターがまわったらお水とコンソメを1個入れ、柔らかくなるまで煮ていく。
仕上げに、レタスとスライスしたベーコンを追加。レタスを入れることで食感がアクセントになるそう。
レタスがしんなりしたら出来上がり!
「プチポワ・フランセーズ」は、「フランス人が大好きな料理で、嫌いな人たぶんいないと思う」と志麻さん。
そのお味は、「ん〜!モリモリいきたい、これ」(DAIGO)、「めっちゃクリーミーな豆」(加藤)、「おいしい!おかわり!」(朝日)と、あまりのおいしさに全員がおかわりをするほど大好評!
4品目:カボチャのラペ
続いては、DAIGOが離乳食を作った際に余りがちだったというカボチャを使った料理をリクエスト。
「カボチャってやっぱり煮物のイメージでほくほくしたイメージなので、それとは違う料理を作りたい」と志麻さんが提案したのは「カボチャのラペ」。
まずはカボチャを細切りに。
それを沸かした鍋に数秒だけ早茹でし、余熱で熱を入れていく。
あとは、ポン酢とオリーブオイルを合わせたソースに和えれば出来上がり。
シャキシャキしたカボチャを楽しめる「カボチャのラペ」。
「いつものやっぱカボチャじゃないのよ。普段食べたことがない歯応え」(DAIGO)、「新感覚!カボチャの甘みとほんのり酸味!」(朝日)と、一同驚きが止まらない。
5品目:豆腐の炊き込みご飯
こちらも、離乳食で余りがちな豆腐を使った料理をDAIGOがリクエスト。出来上がったのは、「豆腐の炊き込みご飯」。
まずは、豆腐をまるごと炊飯器に入れ、お米と一緒にそのままご飯を炊く。
この時、味付けは敢えてしないのがポイント。「味を入れてしまうと、お豆腐から水分が全部抜けちゃってスカスカになってしまう」「一緒に炊き込むことで、豆腐の水分が程よく抜けて、豆腐の味がしっかり感じられるし、 一体感が出る」と志麻さん。
ご飯が炊けたら、「粗くほぐす感じで」ざっくりとかき混ぜる。
ご飯をよそって、刻んだネギ・ミョウガ・大葉をのせ、醤油をかければ完成!
これから暑くなる時期、「夏場は体を冷やすことが多いので、こうしてあったかく食べてあげると」より良いと志麻さん。
6品目:アボカド田楽
お次は、炊き込みご飯で余った薬味を有効活用した「アボカド田楽」。
余ったネギ・ミョウガ・大葉にみりんとみそを投入。
それをスライスしてグラタン皿に並べたアボカドの上に塗っていく。
それをグリルで焼くこと5分。「アボカド田楽」の出来上がり。
「お味噌が凄く香ばしくて、めっちゃ相性がいい!」と朝日。
7品目:ホタテのフルーツカルパッチョ
7品目は、「ホタテのフルーツカルパッチョ」。
まずは、加藤の鹿児島の実家から届いたという甘夏や、いちご・マスカットを細かくみじん切りに。
「フルーツは元々甘みと酸味があってドレッシングのようなものなので、固形のドレッシングみたい」な役割になるそう。
生のホタテは薄めにカットし、お皿に並べて塩コショウを振る。この時、「ちょっと多め」に塩を振るのがポイントと志麻さん。ホタテに塩を多めに振ることで味がぼやけずフルーツに絶妙に合う仕上がりになるとのこと。
仕上げにオリーブオイルとミントを散らせば、生のホタテにフルーツを斬新に組み合わせたカルパッチョが完成!
「ホタテとフルーツが、バチバチしてない」(加藤)、「酸味とフルーツの甘さがもう絶妙!」(朝日)、「すでに今ね、フルーツ食べるときに一緒にホタテを求めちゃってるのよ」(DAIGO)と、3人ともすっかりフルーツとホタテの組み合わせにハマってしまったよう。
8品目:豚肉ベーコンの柑橘煮込み
柔らかい豚肉が柑橘の酸味で爽やかに食べられる「豚肉ベーコンの柑橘煮込み」。
まずは、大きめの豚ヒレの両面に塩胡椒し、周りをベーコンでぐるぐると巻いていく。
巻き終えたら、熱したフライパンに入れ、表面に焼き色をつけていく。
そして、こちらも加藤の実家から送られてきたというサワーポメロを皮付きでカットして投入。「皮も結構、いい香りがするので」「皮も使ってソースを作ります」と志麻さん。もちろん他の柑橘類でも代用可能とのこと。
白ワインと、タイム・ローリエなどのハーブを加えて煮込む。「ベーコンで包むことによって直火でこれ(豚ヒレ)に火が当たってないので、より柔らかく火が入ります」と志麻さん。
しばらく煮込んだら、フラインパンに残ったエキスを漉し、ソース作り。サワーポメロの果肉だけを大量投入し、一煮立ちさせればソースも完成!
豚肉と柑橘を合わせた、夏を感じさせる爽やかな一品が完成。
「こんなにサワーポメロなのに、主張してなくて、ちゃんとお肉の引き立て役にまわっててえらい!」「いやもうね、革命ですよ!」と加藤も感動を隠せない様子。
9品目:ボンゴレ
続いては、DAIGOの好物・・アサリを使った「ボンゴレ」。
家庭で作ると麺がベタついたりしてうまく作れないが、志麻さん流のちょっとしたポイントでワンランク上の仕上がりになるという。
まずはパスタの茹で方から。「お塩の量は、よく海水くらいって言いわれるんですけど、それだとちょっと濃すぎるので、お吸い物くらいの、飲んでおいしいなと思えるくらいの塩分がいいと思います」「火加減はちょうど沸いてるくらいでいい。強すぎると良くない」と志麻さん。
茹で時間は、表示時間からマイナス1分半にすることがポイント。志麻さんいわく、「オイル系のソースは、ミートソースとかと違って味がすごく乗りにくいので、麺と一緒にソースをちょっと煮て染み込ませてあげた方がおいしい」ため、あとで煮ることを考えて短めに茹でるそう。
続いて、アサリの蒸し方でもアドバイスが。
まずは、弱火でニンニクの香りをオリーブオイルに染み込ませる。ニンニクは焦げると香りが変化するため、必ず冷たい状態からゆっくり火を通すのが大切とのこと。
オリーブオイルの香りがニンニクに移ったタイミングで、砂抜きしたアサリを投入!
「アサリはすぐ硬くなっちゃうので、強めの中火くらいでサッと火を通してあげる」のが良いそう。
そして、アサリの蓋が開いたら一度フライパンから取り出し、「乾くとまた蒸発してグッと閉まっちゃうので」ラップで蓋をするのがポイント。
続いて、フライパンに残ったスープに茹で上がった麺を合わせ、オリーブオイルをひとまわし。強火で麺の煮汁を足しながらフライパンを振る。
この時、強火で少し沸騰させるのがポイントとのこと。「この煮汁とこの油を、(今)分離している状態なんですけど、沸騰の力で乳化させてあげて。乳化すると油っこさを感じない」と志麻さん。
最後に1分だけフライパンで煮て、アサリをたっぷりのせれば完成!
「味が麺にまでギュッと入ってますね」と加藤。家庭でもプロの味を再現できるのが志麻さん流ボンゴレだ。
10品目:もずく天津飯
加藤が冷蔵庫に常備しているというもずくを使った「もずく天津飯」。
まずは、カニカマと卵をボウルに入れ、混ぜ合わせる。
それをフライパンで半熟に焼き、ご飯の上へ。
最後に上からもずくを2パック流し込む。
志麻さんいわく、「もずくはとろみがあって酸味があるのであんの代わりに」なるそう。
「酸っぱさもちょうどよくて、何これ!すごいおいしい!」(DAIGO)、「本当に天津飯に近い食べ物だなって思いました。しかもめっちゃヘルシーじゃないですか」(朝日)と、組み合わせも好評!
11品目:中華風ローストビーフ
11品目は、「中華風ローストビーフ」。
まずは、塩コショウした極太の牛もも肉を強火で表面だけ焼いていく。
焼けたら一度フライパンから出し、生のニンニクと一緒にラップに包む。「こういう厚みのある肉は火を通すのが結構難しかったりするので、湯煎で火を通そうと思うんですけど、ニンニクの香りをつけて染み込ませてあげたい」と志麻さん。
少し沸騰させて蒸気で火を通せば、綺麗な色の断面に。
続いてはソース作り。さきほど肉を包んでいたニンニクをみじん切りにし、肉を焼いたフライパンに投入。豆板醤を入れて、軽く炒める。
「蒸してあるので、生のニンニクで作るより優しい香り」になるとのこと。砂糖・醤油・ごま油で味を調えたら完成。
野菜に包んでさっぱりといただく「中華風ローストビーフ」。お好みでパクチーなどを合わせるのもオススメ。
12品目:アボカドアイス
デザートは、食感が楽しい「アボカドアイス」。
まずは、アボカドを細かく切りはちみつを加えてミキサーにかける。
それを深めのお皿へ移し、ラップをして冷凍庫へ入れるだけ。
凍らせれば、アボカドのアイスクリームの完成!
「食感が面白くて、アイスよりもっとねっとりしてる」と加藤。卵、牛乳を使わずアボカドの自然なクリーミーさを生かした一品だ。
さらに3品完成!
他にも、旬のアスパラをパイ生地で挟んでフワフワのバターソースでいただく「アスパラのフィユテ」。
水切りしたヨーグルト・タマネギ・ベーコンをのせ焼き上げた「タルトフランベ」。
ニンジン・大根・里芋・豆腐をしょうゆベースの出汁で煮込んだ山口の郷土料理「けんちょう」も完成。
3時間で全15品を完成させた志麻さん。
簡単なのにオシャレでひと工夫加わった料理は、忙しい中での調理にもぴったり!ぜひ試してみてはいかが?