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毒になる?人気野菜のまさかの真実

2021.08.10 公開

沖縄の代表的な野菜・ゴーヤ。
古くから家庭料理に使われ、炒め物だけでなく天ぷらやサラダ、ジュースとしても利用されてきた。

沖縄ではおよそ600年前から栽培が始まったとされているが、全国的には20年ほど前、沖縄サミットや連続テレビ小説・ちゅらさんのブームで一躍脚光を浴びた。

今では多くの人が日常的に食べるようになったが、初めて食べた時、苦いと感じた人は少なくない。

だがゴーヤにはビタミンCが豊富に含まれ、美肌効果が期待でき、苦味が胃の活動を活発にするため夏バテ防止にも効くという!

そんな健康野菜で…とんでもない目にあった人がいる!
千葉県に住む武井智子さん。

今から数年前…旅行のお土産を友人に渡しに行った時のこと。
そのお返しに貰ったのが…黄色い熟したゴーヤ。

友人が勧めたのは、赤くなったゴーヤの種を生でしゃぶることだった。
初めて聞いた情報だったので、智子さんは一応ネットで調べてみた。
すると、なんとダイエット効果もあるという。

ちなみに真っ赤になった種はゴーヤの繁殖にとっては重要なことだった。
一般的に栽培が始まるのは4月。
まずポットに種をまいて苗を育て、5月に気温が十分高くなったころに育った苗を土に植え付ける。

気温の上昇とともにどんどん成長し、3メートル以上の高さに。
収穫時期は7月から9月いっぱいまでだが、そのまま収穫しないでおくとゴーヤは次第に完熟し黄色くなり、さらに放っておくと破裂したように割れてしまう。

この赤い種が鳥や獣に食べられ、糞と一緒に遠方にばらまかれることでゴーヤの繁殖につながっていくという。

そしてこの種の周りの部分が甘いらしい。
早速食べてみた智子さん。すると確かに甘い!がそんなに美味しいものではなかった。

とはいえ、これでダイエット効果があるなんて最高!と一気に30粒以上しゃぶった。
しかしこの後、彼女は地獄の苦しみを味わうことに。

種をしゃぶってから3時間。
突然の吐き気…さらに胃にとんでもない痛みが!

救急車を呼ぼうとしたが…腹痛で救急車を呼ぶことに抵抗を感じ、我慢することにした。
しかし嘔吐は止まらず、痛みはどんどん増すばかり。
あまりの痛さに智子さんは意識が遠のくほどだったという。

翌朝、目がさめると幸い痛みはおさまっていたものの、食欲が戻るのに2〜3日かかった。
それにしても一体なぜこんなことになったのか?

専門家によると、「苦い」というのは一般的に毒のサインだが、普通ゴーヤを食べて危険というのは考えづらい。しかしもしかしたら今回は特別なケースで、彼女が食べたのは苦味成分が特に多いものだったかもしれない、そうしたゴーヤは体に悪影響を及ぼす可能性があるかもしれないという。

彼女は、甘い成分を多く含む種の部分だけをしゃぶったので、その強い苦みに気づかず、苦味成分を大量に摂取した可能性があるという。

甘く感じても赤い種の部分の食べ過ぎには要注意。そしてゴーヤそのものでも、今までに経験したことのない強い苦味を感じた時には注意が必要。

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