ストーリー

42024.11.2

6年生の野外宿泊学校。2泊3日で共同生活をして、クラスメイトの知らない一面を見つけていく。嫌そうな態度を隠そうともしない牧野(松下洸平)に、篠谷(森川葵)は呆れ顔。

児童たちが非日常の空間でソワソワする中、水本羽菜(小西希帆)は浮かない顔をしていた。羽菜は、ウォークラリーでルートを外れて行動しようとするヤンチャな児童・藤野一希(上田琳斗)とも、同じ班の女子とも上手く馴染めずにいた。

羽菜を悩ませているのは、7月のある事件。クラスみんなで頑張って作った七夕飾りが、放課後、何者かによってめちゃくちゃに壊されたのだ。犯人だと疑われたのは一希だったが、真犯人は羽菜。羽菜は、孤独感から破壊衝動を抱えていた。一希は犯人を知りながら、秘密を守り続けていた。しかし羽菜は一希が誰かに本当のことを話してしまうのではないかと、野外学校中も気になってしまう…。

自分が犯人だとバレたら、クラスに居場所がなくなる。こうして羽菜は、衝動的に一希を川に突き飛ばしてしまう。現場を目撃した牧野は、羽菜と向き合おうとするが、一希と羽菜は2人で救護室から逃げ出してしまう…!