プレスリリース

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2001年02月09日

「マリリン・モンロー写真展~Who is Marilyn?~」開催 3月8日(木)~4月9日(月)東京伊勢丹美術館にて


 新しい世紀の初年に、「マリリン・モンロー写真展~Who is Marilyn?~」を、開催。

 1962年8月5日に36歳の短い生涯を閉じたマリリン・モンローは、今年生誕75年を迎えます。アメリカだけでなく世界中の人びとに賛美され、人間の生の輝きを体現する美の化身として、永遠の「神話」となりました。モンローは、映画に関する本はもちろん、二十世紀を回顧する記録にも必ず登場し、アメリカの雑誌『タイム』とCBS放送共編の『二十世紀の人物』でも、「この百年を作った百人の男女」の一人にモンローを選んでいます。また、日本の新聞や雑誌も、二十世紀の歴史を彩る数少ない女性の一人として彼女を取りあげています。

 マリリン・モンローは、第二次世界大戦を経て繁栄をむかえたアメリカの映画界に、彗星のように登場し、またたく間に世界中の男性を魅了しました。女らしい肉体を誇示する彼女に、当時の女性たちはとまどいつつ、羨望のまなざしをおくりました。スターになってからの2度の結婚と離別、配役への不満から設立した独立プロの破綻など、数々の苦難に傷つきながらもマリリン・モンローは、女優という職業にかける情熱とひたむきな人間性で、大衆のスターとして不動の地位を獲得しました。

 マリリン・モンローはハリウッドの専属スターシステム最後のスーパースターといわれ、10年間のうちに11本の映画に主演しました。それらの映画の一場面を焼き付けた膨大なスチール写真も残されています。また、マリリン・モンローほど写真の被写体となった人は、芸能界でも類がないでしょう。若い頃のみずみずしい魅力をたたえた写真はもとより、死に近づいた頃の人生の苦渋をたたえた写真も、見る人の心に訴えかけているかのようです。

 Who is Marilyn?
 私たちが過ごしてきた激動の二十世紀という時代のなかで、マリリン・モンローとは一体どのような存在だったのでしょうか―。

 本展は、著名な写真家によるポートレートをはじめ、マリリン・モンローが親しい人に見せた暖かな素顔、日常生活のくつろいだ姿などの写真157点で構成します。伝統的な道徳観・古い女性観に支配されていた時代に、女優の夢を実現するために、自分らしく懸命に生きたマリリン・モンローの、36年間の生涯を再現する「写真による伝記」ともいえるものです。

 本写真展の内容としては マリリン・モンローの幼児期から最後のショットまで、157点の写真を、夢(1926~1952)、成功(1947~1953)、絆(1945~1960)、永遠(1961~1962)、という4つの時代に分けて構成します。

 また、特別展示品として、主演映画のポスター、雑誌、新聞、ヌード写真のカレンダー、ケネディ大統領の誕生日パーティで着用したドレス(レプリカ)、映画『紳士は金髪がお好き』で身につけたダイヤモンドのネックレス「バローダの月」(展示物協力:平和堂貿易株式会社)を併せて展示するなど、充実した内容のものとなっています。

開催要項

展覧会名:  「マリリン・モンロー写真展~Who is Marilyn?~」

会期・会場:  2001年
       3月8日(木)~ 4月9日(月)東京 伊勢丹美術館
       主催:日本テレビ放送網
       4月24日(火)~ 5月6日(日)広島 三越
       主催:広島テレビ
       7月25日(水)~ 8月6日(月)大阪 高島屋
       主催:読売テレビ/読売新聞大阪本社
       8月24日(金)~ 9月5日(水)長野 ながの東急
       主催:テレビ信州
       9月18日(火)~ 9月23日(日)高松 三越
       主催:西日本放送/高松三越
       10月12日(金)~ 10月22日(月)沖縄 三越
       主催:沖縄三越/沖縄テレビ
       ※日程は多少変更する場合があります。
後  援:  アメリカ大使館/日本写真家協会
特別協賛:  三和シャッター工業株式会社
協  賛:  フイリップモリス株式会社
協  力:  コダック株式会社
制作協力:  NTVインターナショナル

取材等に関しましては、事業局事業部深井まで、お問合せ下さい。