第37回NNS(Nippon Television Network System)アナウンス大賞の授賞式が、3月17日(木)に日本テレビで行われました。NNSアナウンス大賞は、日本テレビネットワーク各社の中で昨年1年間、放送全般に渡ってアナウンス部門のレベルアップに寄与し、アナウンス技術の向上やイメージアップに力を発揮したアナウンサーを表彰するものです。
 授賞式には、ネットワーク各社の約400人のアナウンサーの中からノミネートされた「北海道・東北」、「関東・中部」、「西日本」、「九州」の全国4ブロックの代表11人が出席し、その中からテレビ部門大賞、ラジオ部門大賞、最優秀新人賞が選ばれました。

テレビ部門大賞 読売テレビ 三浦 隆志(みうら たかし)アナウンサー
 1991年入社。自ら被災した中、現場に向かった阪神・淡路大震災から20年が経ち、アナウンサー歴25年の節目として、震災関連のリポート、ドキュメントも任されました。「情報ライブ ミヤネ屋」での中継リポート、またナレーションでは七色の声を持つといわれる程の高い表現力で視聴者を引き込み、まさにその存在はネットワークの宝であると高く評価されての大賞受賞となりました。
 受賞について「アナウンサー25年という節目に、阪神・淡路大震災から20年を迎え、1年間徹底して、リポートとナレーションをやってきました。そのことが、今、報われたのかなという風に少しだけ、自分を褒めてあげたいです。47歳、まだまだ褒められて伸びるタイプですので、社長もここにいますし、また一本新しい番組を任せて頂ければ!」と最後は会場からの笑いを誘うスピーチで締めくくりました。

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受賞した三浦アナウンサー(左)と読売テレビ・望月規夫 代表取締役社長

ラジオ部門大賞 山形放送 松下 香織(まつした かおり)アナウンサー
 1996年入社。過去2度優秀賞を受賞し、今回3度目の挑戦で見事、大賞受賞となりました。
伸びやかで艶のあるアナウンスメントをベースにフリートーク、朗読の完成度が高く、まさに「ラジオパーソナリティの完成形」との高い評価を受け、今回の受賞となりました。
 「5月に出産の予定を控えており、もの凄く嬉しいのですけども、あまり喜びすぎて生まれてしまうと困るので、今、気持ちを一生懸命抑えているところです。社歴は20年になりました。賞を頂いたことで、この後も"アナウンサーとして、もっともっと頑張りなさい"という神の声を頂いたものだと、気持ちを新たにしました」と喜びを語りました。

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受賞した松下アナウンサー(左)と山形放送・本間和夫 代表取締役社長

最優秀新人賞 札幌テレビ 小山 悠里(おやま ゆり)アナウンサー
 2013年に入社以来、ラジオのワイド番組でアシスタントを担当。2015年春から担当している朝の情報番組では北海道各地の中継を任され、大変落ち着いたリポートとさわやかなフレッシュさで、視聴者を引き付けるキャラクターが評価されての受賞となりました。
 「日々、自分の実力の無さで壁にぶつかるような思いで過ごしてきましたが、賞を頂いたことで失敗を恐れず、また壁に一生懸命ぶつかっていこうと勇気が湧いてきました。これからも北海道中を駆け巡り、たくさんの力を北海道から吸収し、全国の皆さんにも、北海道の素晴らしさをアピールしていきたいと思います」と抱負を語りました。

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受賞した小山アナウンサー(左)と札幌テレビ・島田洋一 代表取締役会長兼社長

以上
日本テレビ放送網株式会社 社長室 広報部