日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 大久保好男、以下 日本テレビ)、沖電気工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 鎌上信也)、および株式会社JVCケンウッド(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長 兼 CEO 辻 孝夫)は、第27回電波功績賞の「一般社団法人電波産業会会長賞」を受賞いたしました。この賞は毎年電波の有効利用に関して功績をあげた個人または団体に授与されるものです。
今回の受賞内容は「デジタル連絡無線音声改善技術の開発」です。これからますます主流となるデジタル連絡無線の分野で運用性向上や電波の有効利用に寄与したことが高く評価されました。
携帯電話が普及する現在も「デジタル連絡無線」は、現場と本社、現場のスタッフ間などの連絡に用いられている重要な連絡手段です。特に災害時など携帯電話が輻輳して使えない時も確実に連絡が取れるため、取材現場や中継現場では必須アイテムです。
この無線は、数年前にアナログ方式からデジタル方式に変更されましたが、狭い周波数の中に沢山のチャンネルを確保するため、音声が機械的な音になるなど問題もありました。今回の開発は、この音質を改善するもので、第41回放送文化基金賞受賞を受賞するなど多方面で評価されています。今回は、音質の改善により明瞭度を高めたことが運用性の向上、さらには電波の有効利用に大きく貢献したということで評価され受賞に至りました。
日本テレビは、今回の受賞を励みとして、これからも皆さまに役立つ技術の開発、支持される番組制作に努めてまいります。
以上
日本テレビ放送網株式会社 社長室 広報部