みなさま、明けましておめでとうございます。
日本テレビは2017年、全日帯、ゴールデン帯、プライム帯において視聴率トップとなり、4年連続で「年間視聴率三冠王」を獲得することができました。多くのみなさまに日本テレビの番組を支持していただき、心より感謝申し上げます。
昨年は、「フェイクニュース」や「ファクトチェック」といった言葉が話題になるなど、ネット社会にあふれる情報とどう向き合えばよいのか、確かな裏付けによる事実を国民に正しく伝える役割とはどうあるべきか、改めてメディアの存在意義を見つめなおすことになった1年でした。
今後も引き続き、「公平公正に事実を伝える」という報道機関としての責任を果たし、より良い番組をお届けできるよう励んでまいります。
他方、テレビをめぐる環境はインターネットを利用した動画配信事業の市場拡大など複合的な要因により、いままでの経験則が通用しない状況になりつつあります。こうした変化に対応していくため、日本テレビホールディングスは、グループを挙げてさまざまな取り組みを始めています。
今年、グループ中核の日本テレビは開局65年を迎えます。日本テレビホールディングスとグループ各社は、放送コンテンツビジネスを中心に視聴者とクライアントのみなさまに支持されることを目指し、日本の優れた文化の創造と発展に貢献するべく、たゆまぬ改革と挑戦を続けてまいる所存です。今年もより一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
日本テレビホールディングス株式会社 代表取締役 社長
日本テレビ放送網株式会社 代表取締役 社長執行役員
大久保 好男