「第42回NNS(Nippon Television Network System)アナウンス大賞」の中央審査会が、3月2日にオンラインリモートで行われました。2回目の緊急事態宣言が延長され、新型コロナウイルス感染予防の緊張が続く中でしたが、前回同様、厳正なるリモート審査を行うことができました。
 この賞は、2020年にアナウンス技術の向上などでネットワークのイメージアップに貢献した日本テレビネットワーク各社のアナウンサーを表彰するものです。約430人の日本テレビ系列アナウンサーの中からテレビ部門大賞、ラジオ部門大賞、最優秀新人賞がそれぞれ選ばれました。
 

★テレビ部門大賞★
北日本放送 柴田 泰佳(しばた やすか)アナウンサー 2007年入社(36歳)

授賞理由
多くのアナウンサーが「コロナ禍のテレビに何ができるか」を模索する中、硬軟両面で日々の努力を積み重ね、音声表現の豊かさを追求し、しっかりと自分の言葉で伝えていることが、地元に愛されるアナウンサーとしての存在感につながっていると認められた。

受賞の言葉
仕事と家庭(双子の子育て)の両立が難しかったが、小3となった息子たちからは「ママは僕たちの自慢だよ」と言ってもらえるようになった。富山の皆さんや子育てに頑張るお母さんたちの心に寄り添えるアナウンサーになれるよう、精進したい

★ラジオ部門大賞★
山梨放送 吉岡 秀樹(よしおか ひでき)アナウンサー 2001年入社(45歳)

授賞理由
声質の安定感や話の展開力、テンポの良さは、熟練パワーそのもの。視覚に訴える表現は、努力の賜物である。パーソナリティーとして、リスナーの共感を得る「吉岡トークの魅力」が光った。

受賞の言葉
コロナ禍の閉塞感がある中、人との交流を欲しているリスナーのために心がけたのは臨場感。ラジオは、リスナーの心に飛び込める最強のツールであると実感している。自分の心の物差しが評価されたことは嬉しく、今後も邁進していきたい。

★最優秀新人賞★
読売テレビ 澤口 実歩(さわぐち みほ)アナウンサー 2018年入社(25歳)

授賞理由
3年目とは思えない安定感と落ち着きが、高い評価を得た。スタジオさばきでも、さりげなく存在感を出すことができ、好感度の高さは魅力。更なる伸び代も感じさせ、これからの飛躍に期待したい。

受賞の言葉
様々な悩みを抱える中、この受賞は勇気づけられる。全国で活躍する系列の先輩方の背中を追いかけ、後輩や同期と励まし合いながら、アナウンサーとして今後も視野を広げていきたい。

以上
日本テレビ放送網株式会社 社長室 広報部