日本テレビ放送網株式会社 (本社 : 東京都港区、代表取締役 社長執行役員 杉山美邦、以下「日本テレビ」) は、テレビの音を聴こえやすい音に変換する世界初の特許技術「曲面サウンド」を搭載するスピーカーを開発・製造・販売する株式会社サウンドファン (本社:東京都台東区、代表取締役社長:山地浩、以下「サウンドファン」)への出資を実施しました。
■出資の背景
日本テレビHDは2019年公表の「日本テレビグループ 中期経営計画 2019-2021 日テレeVOLUTION」にて1,000億円の投資枠を設定し、2021年度経営方針にて「持続可能な未来」への貢献を打ち出しました。日本テレビは報道機関の使命として常にサステナビリティを意識し、正しく速やかな報道、質の高い映像・情報の提供に努めています。一方で社会の高齢化に伴い、高齢者や多くの人が抱える「聴こえ」の問題は大きな課題となっています。「聴こえ」の課題解決と音のバリアフリーの実現を掲げるサウンドファンの事業は、報道機関として災害時等に1分1秒を争う「命を守る情報」を届ける日本テレビの責務や豊かな時を提供するというグループの事業・理念との親和性が高く、持続可能な未来への貢献につながると考え、今回の出資に至りました。
■サウンドファンについて
サウンドファンは言葉をはっきりとクリアに表現するテクノロジーでテレビの音声を聴こえやすい音に変換する『ミライスピーカー®』を開発・製造・販売し、「聴こえ」をサポートすることで多くの方々が明るく前向きに生活を送れるようになることをミッションに掲げております。「聴こえ」の問題はコミュニケーションに支障をきたすだけでなく、災害時の緊急連絡やテレビの音声情報認知が不十分になることに加え、認知症の原因や活動的でなくなる原因になるといわれています。サウンドファンはこうした社会課題解決に向けて、広く遠くまではっきりと音声を届ける「曲面サウンド」を『ミライスピーカー®』や他社との共同開発製品によって国内外の生活の様々な場面に普及させることで、一人でも多くの方々の「聴こえ」の課題解決に貢献し、音のバリアフリーの実現を目指します。
■サウンドファンの概要
会社名:株式会社サウンドファン
本社所在地:東京都台東区浅草橋1-32-6 コスモス浅草橋酒井ビル4F
資本金:4億500万円(資本準備金含む8億1000万円)
代表者:山地 浩
事業内容:テレビ等の音声を聴こえやすい音に変換する『ミライスピーカー®』の開発・製造・販売
■特許技術「曲面サウンド」搭載テレビスピーカー『ミライスピーカー®』について
■『ミライスピーカー®』独自の「曲面サウンド」とは
■従来のスピーカーとの“音波”の違い
以上
日本テレビ放送網株式会社 社長室 広報部