日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員 石澤顕、以下「当社」)は、乃木坂46・日向坂46・JO1ら人気アーティストのゲームアプリ企画・運営などを手掛ける 株式会社10ANTZ<テンアンツ>(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO 髙澤真、以下「テンアンツ」)への出資を決定しました。
本件出資の背景・目的について
当社グループでは、「中期経営計画 2022-2024」において「コンテンツ中心主義」を掲げ、知的財産(IP)コンテンツの開発、新たな共創関係の構築に取り組んでいます。ゲームアプリ事業等で高い実績を残しているテンアンツとの提携は、当社グループで生み出したIPのさらなる収益化に向け、大きな推進力になるものと考えています。
一方、テンアンツとしても、安定してIPコンテンツを生み出している日本テレビとの提携により、これまで蓄積してきたノウハウを活かし、より多角的に展開することが可能となります。
当社とテンアンツが提携することにより、生み出したIPコンテンツの新たなファン体験の拡張と付加価値の創出を行い、世界中に新しい感動体験を届けていきます。
<日本テレビホールディングス中期経営計画2022-2024より抜粋>
「テンアンツ」の概要
会社名 :株式会社 10ANTZ<テンアンツ>
所在地 :東京都渋谷区渋谷3-12-18 渋谷南東急ビル4F
代表者 :髙澤 真
事業内容:ゲームアプリ事業、映像・IP 事業、プラットフォーム事業ほか
Web :https://10antz.co.jp/
■ゲームアプリ開発の独自ノウハウ
テンアンツは、「ファンとアーティストのありがとうをつなぐ」をミッションに掲げ、アーティスト、映像コンテンツなどのIP権利者と丁寧に向き合いながら、乃木坂46や日向坂46、JO1といったアーティストの魅力を最大化するゲームアプリ開発をこれまでに行ってきました。その独自の企画力で、ゲームを通じてアーティストとそのファンとの接点を増やすことにより、ファンからの高い満足度を引き出すことに成功しています。また、デジタル領域においての収益化ノウハウの蓄積により、IPコンテンツのマネタイズ展開を得意としています。
■オリジナルIP
テンアンツは、上述した乃木坂46・日向坂46・JO1らの他にも声優や2.5次元俳優を使ったゲームの企画を行うなど、様々なIPコンテンツのオリジナルタイトルを持っています。自由度の高いIPコンテンツを扱っていくことで、ゲームに限定されないファン体験や世界観の拡張を行うことで収益を多様化・最大化することを可能とします。
■ファンコミュニティ
テンアンツは、ゲームの世界観と連動したリアルイベントやオンラインコミュニケーションなどによりファンコミュニティを形成し、長期に渡って、より幅広いユーザーにリーチすることで持続的な運営を可能にしてきました。今後、新しいファンコミュニティアプリの展開も予定しています。更に、当社のIPコンテンツとの連携によって、新たなIP展開の可能性が広がります。
これまでの当社との関わりについて
当社と株式会社LDH JAPANによる合同会社HI-AXの作品「Prince of Legend」(2019年3月~2022年6月)でオリジナルゲームの制作・運営を行いました。王子育成恋愛シミュレーションゲームとしてドラマ・映画の世界観を拡張した上、ゲームだけのオリジナルストーリーを展開し、大ヒットを記録しました。
また、日本テレビIPビジネス部で実施した「声春っ!」(2021年4月~)では、日向坂46のゲーム「ひなこい」とのコラボ企画を実施するなど、これまでにも日本テレビ発のIPとの連携において高い実績を上げています。
以上
日本テレビ放送網株式会社 社長室 広報部