日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員:石澤顕、以下日本テレビ)は開発中のARMプラットフォームについて、中京テレビの地上波広告枠との接続にむけて検討を開始しました。この接続によってクライアントの皆様には名古屋地区においてもARMプラットフォームをご活用頂けるようになります。
 2024年度末にサービスを開始する予定のARMプラットフォームは日本中のテレビ局の「広告セールス高度化」への貢献を目指しており、”テレビ広告の進化”と”地上波とデジタル在庫の統合”を目指してあらゆるテレビ局との対話を進めて参ります。

■背景
 視聴者の皆様のライフスタイルは急激に変化しており、動画コンテンツを楽しむ方法はスマートフォンやインターネットに接続されたコネクテッドTVなど地上波放送以外にも多岐に渡っています。一方でテレビ局の広告セールスは地上波を中心として、アナログテレビ時代の商習慣を色濃く残し、取引もオフラインに閉じられてきました。その現状を打破するため、日本テレビでは地上波広告枠にアドテクノロジー※1を適用し、地上波広告の強みを活かしながらインターネット広告の利点を取り込むことを目指して「ARMプラットフォーム」の研究開発に取り組んできました。加えて、日本テレビ単体の取り組みとして終わらせず、テレビ広告全体への貢献を目指して、複数のテレビ局と対話を続けてきました。
※1インターネット広告においてキャンペーンの効率を最大化・最適化するため、データを元に適切な広告枠を自動的に選定して配信等する技術全般

■中京テレビの地上波広告枠をARMプラットフォームに接続
 中京テレビとARMプラットフォーム接続に向けた本格的な検討を開始しました。名古屋地区におけるサービス開始は2026年4月頃を予定しています。
 ARMプラットフォームではテクノロジーの活用によって放送の数秒前に広告素材を即時的に決定することが可能になります。これまで「原則4営業日前」としていた広告素材決定のリードタイムがシステム的には「放送当日の数秒前」まで短縮されます。中京テレビとの接続によって名古屋地区におけるテレビ広告の利便性が飛躍的に向上することが期待されます。

■ARMプラットフォーム エリア拡大へ
 日本テレビではARMプラットフォームに対して2025年4月から関東地区の広告枠を拠出し、2025年10月から全国ネットの広告枠を拠出することを予定しています。また日本テレビでは「ARMプラットフォーム」の活用によって日本中のテレビ局の「広告セールス高度化」への貢献を目指しており、日本テレビ系列に限定せず、広告セールスに課題を抱えられるテレビ局の皆様からのお問い合わせをお待ちしています。エリア拡大を通じて、クライアントの皆様のテレビ広告における広告効果の最大化を支援して参ります。

<本件に関する問い合わせ先>
日本テレビ 営業局営業戦略センター
アドリーチマックス部 武井・海老原
arm-info@ntv.co.jp
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以上
日本テレビ放送網株式会社 総務局広報部