プレスリリース

一覧へ

2005年06月01日

NNS・データ放送配信センター運用開始!!!


20050601-01.jpg
データ放送サービス運用開始式の様子

 本日6月1日、地上デジタル放送の特徴のひとつである「データ放送」のうちニュース・気象情報等を全国の系列ネット局に配信する「NNS・データ放送配信センター」の運用を開始いたしました。

 これに先立ち行われた運用開始式では、黒崎取締役が必要最小限のコストで他系列局に勝るデータ放送サービスを実施できたことに対して感謝するとともに、デジタル化に向け共に発展していきたいと挨拶しました。この「NNS・データ放送配信センター」は、東京キー局が系列ネット局のデータ放送を一括して制作、全国に配信するもので、他系列も含めて初めての試みとなります。来年末までに全国展開する地上デジタル放送の新しいサービスを推進する牽引車となるよう、期待しています。

 日本テレビでは、03年12月の地上デジタル放送開始以来、積極的にデータ放送サービスを推進。ニュース・気象情報・番組案内はもとより、交通情報サービス「日テレ駅探」などの新サービスを次々と展開してきました。また、テレビ番組と連動したデータ放送の充実も目指してプロ野球・巨人ナイターの連動データ放送や正月恒例の箱根駅伝中継での連動データ放送も実施。視聴者により豊かなデジタル・サービスを提供してきました。

 今回のNNS・データ放送配信センターはこうした日本テレビの先進的なデータ放送を全国の系列各局でも速やかに実現できるようにするためインフラの整備とコンテンツの効率供給を目的に1年の歳月をかけて検討、立ち上げたものです。センターでは、全国情報とローカル情報を組み合わせたニュースと気象情報を一括して制作・配信しますが、特にローカル情報については系列ネット局の端末で入力した情報をセンターでデータ放送言語に変換して送り返すという運用を行い、きめの細かいローカル・サービスを行っていく所存です。

 NNS・データ放送配信センターは速やかなデータ更新で最新のニュースや気象情報を全国の視聴者にお届けします。センターの創設で系列ネット局は大幅な経費節約も実現でき、地上デジタル放送の効率的な普及に一助を成すものと思われますが、さらにはセンターをきっかけに整えられる全国のデータ放送のインフラが将来のデジタル放送における様々なビジネス・チャンスに新たな可能性を拓くものと期待されています。

以上

日本テレビ放送網(株)
経営戦略局 総合広報部