日本テレビなど全国31の民間放送局で構成される24時間テレビチャリティー委員会は、2004年から「環境保護活動支援事業」に取り組み、全国各地で水辺・山辺の清掃活動や環境保全活動などを行っています。2013年は、31社のうち25社が全国のべ32か所で実施しました。この活動は、内閣府から公益認定を受ける際、寄附金を活用した「公益目的事業」としても認可されています。

　この取り組みの一環として、4月19日（土）、日本テレビエリアの環境保護活動「さいたま緑の森博物館プロジェクト2014」を開催しました。昨年に続き、今年で2回目の開催となります。さいたま緑の森博物館は、名作アニメの舞台ともなった埼玉県の狭山丘陵に広がるありのままの自然を展示物に見立てた"野外博物館"です。

　この日は、6歳から69歳までのボランティアやスタッフら合わせて80人が参加しました。午前中は、5班に分かれて歩きながら里山の自然観察を行い、芽生えたばかりのどんぐりを日陰から救出する「どんぐりの苗づくり」を全員で行いました。午後は、キショウブなどの「外来植物除去」や「下草刈り」のほか、全長130メートルに及ぶ自然観察路の「ロープ柵の修理」などを行いました。

　参加者からは、「疲れたけど楽しかった。自然と向き合って里山を育てることの大切さを学ぶことができました」という感想が多く聞かれました。前日までの雨も上がり、天気に恵まれた今回の活動ですが、熱中症や怪我をされる方もなく、成功裏に終了しました。

　24時間テレビチャリティー委員会は、この活動を通じて、地球環境全体への関心が高まり、保護活動の輪がさらに広がる事を目指しています。

◆主催　日本テレビ放送網株式会社・公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会
　　　　　さいたま緑の森博物館
◆後援　埼玉県
◆協力　読売新聞東京本社

以上
日本テレビ放送網株式会社　総務局　総合広報部