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カズレーザーと学ぶ。

毎週火曜よる10時00分〜11時00分 放送

人生を劇的に変える新知識と新トレーニング法とは?あなたの魅力をあげる顔の筋肉スペシャル

2024.01.16 公開

『カズレーザーと学ぶ。』今回のテーマは『顔の筋肉』

『2021年新発見!衰えるとアゴが伸びるコロノイド筋』

聖マリアンナ医科大学・奥田逸子客員教授は、顔が年齢とともに変化する根本的な原因として、『表情筋』を挙げた。私たちの顔に張り巡らされている30種類以上もの表情筋は、主に加齢によって衰えてしまうというが、現代ではスマートフォンやタブレットの利用も筋力低下の原因の1つになっていると奥田氏は語る。東海大の研究によるとスマホは紙媒体と比べて、眼球運動を必要としないため目の周りの筋肉が衰えやすくなるそうだ。

また奥田氏は、2021年にスイスの大学で発表された『コロノイド筋』を紹介した。奥田氏いわく顔の魅力アップに重要な筋肉コロノイド筋は上あごの骨と下あごの骨をつなげ、下あごを支える留め金のような役割を果たしている長さ1cmほどの筋肉で、この筋肉が衰えると下あごが垂れ下がり、顔全体が伸びて老け顔になってしまうのだという。

奥田氏は口周りや目元の表情筋を鍛えるトレーニング方法(カオキン体操)を披露し、表情筋を刺激することで顔のたるみやしわなど老け顔の原因を予防できるとした。

聖マリアンナ医科大学
客員教授 奥田逸子

『鳥肌が肌のハリを保つ!?1mmの極小筋肉・立毛筋』

年齢とともに気になる肌のハリ。このハリを保つために『立毛筋』が重要な役割を果たしていると語ったのは、神戸大学大学院 科学技術イノベーション研究科・江連智暢客員教授だ。江連氏によれば立毛筋とは肌の中にある極小の筋肉で、皮膚を変形しないように抵抗する機能があるのだという。動物の場合、この立毛筋は寒いところで産毛を逆立てる働きがあり、人の顔では『ダイナミックベルト』と呼ばれる重力に逆らった向きに並んでいる。つまり、立毛筋は重力に対して上向きに並び、肌が落ちてたるまないようなシステムを持っているといえるのだそうだ。

この立毛筋が衰えると、顔のたるみが進行してしまう可能性だけでなく毛穴がひろがってしまう可能性もあるため、江連氏はダイナミックベルトに沿って皮膚を縦に伸ばすストレッチ法を行い、立毛筋の機能を活性化させることを推奨した。

神戸大学大学院
科学技術イノベーション研究科
客員教授 江連智暢

 

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