ママモコモ子育てブログ
2012.09.21 おでかけ
ゆうこ(編成局)
先日、娘と二人で映画館に行き、
とても素敵な映画に出会いました。
「おおかみこどもの雨と雪」。
ストーリーは・・・
大学生の花は、講義で出会った男性と恋に落ちます。
その相手は"おおかみおとこ"でしたが、彼女の気持ちが変わることは
ありませんでした。
そして、姉・雪と弟・雨という二人の子供に恵まれます。
二人は人間とおおかみの二つの顔を持つ「おおかみこども」でした。
四人は仲良くひっそりと暮らしていましたが、
ある日、父である「おおかみおとこ」は亡くなってしまい、
残された花は「2人をちゃんと育てる」と心に誓うのでした・・・。
そして、描かれるのは、お母さんである花の悪戦苦闘。
やんちゃな雪とひ弱な雨。
それぞれに物凄く手がかかる上、
彼らは突然おおかみに変身してしまう「おおかみこども」。
誰にも打ち明けられず、誰の助けも求められず、
花は追い詰められていく・・・かと思いきや、
なんて彼女の強いこと!!
ここから先は是非、映画を観ていただきたいのですが、
子供たちの強さ、弱さ、性格の全てを受け入れ、
彼らの成長を見守り続ける、素晴らしい「お母さん」なのです。
子供の「悪いところ」まで全部ひっくるめて愛することは、
本当に難しい。
でも「悪い」と思っていることは、本当に「悪い」ことなんだろうか?
立ち止まって子供と向き合い、もう一度考えてみると、
違う見え方があるかもしれません。
私も娘の行動がとてもゆっくりなので、しょっちゅうイライラしていましたが、
この映画を観た後、改めて彼女の動きを観察してみると、
それは非常に丁寧だったり、正確だったりするんですよね。
同じ事でも捉え方を変えると、それは短所から長所になるかもしれない。
そんな「発見」をさせてくれた素晴らしい映画です。
是非、お子様とご一緒にご覧ください。
『おおかみこどもの雨と雪』
監督・脚本・原作:細田 守
脚本:奥寺佐渡子
キャラクターデザイン:貞本義行
声の出演:宮﨑あおい 大沢たかお 菅原文太ほか
大ヒット公開中!