新生活★学童に入れなかったとき

がそりん(技術統括局)ライター

あと1ヶ月半で小学校を卒業する娘の様子を見ていると、
「成長したなぁ」と感慨深い日々を送っています。

小学校生活は保育園と違い、親も子も急に成長し対処せざるを得ないことがあります。
私の場合は、小3に上がるとき、学童が満杯になり入れなかった時のことでした。

親が定時に帰っても、子供は1人で数時間過ごさないといけません。
この時間、どう過ごせばいいのか・・
これは働くママの共通の悩みとはいえ、焦り、困ってしまいました。


先輩ママに相談をしたところ、いきついたのが"習い事を始めてみる"でした。

1つは「塾」。
塾といっても、とにかく娘が学校終わりに自分で通いたいと思ってくれることを願い、
楽しそうなところを探しました。
また、入室・退室の情報がメールで送られるような安全対策が整っているところ、
終わっても自習して時間つぶしができるところを探しました。


今の塾って、小学校2年生対象のところもあるのですね。
塾に行ってみたら、ほとんど保育園の友達で、同じ悩みを持っているんだなぁ、と安心したことを覚えています。
塾においてあった本を読むようになったり、
学校でやらない科学の実験をチャレンジしたりと、勉強面でも助かりました。
春休みから入学したことで、新しい学年ではスムーズに通え順調にスタートできました。


もう1つは「音楽教室」でした。
ピアノでもバイオリンでも何でも良かったのですが、
親が帰ってからは「食事」「お風呂」「寝る」でバタバタするので、
学校から帰って一人で練習する時間を作り、音楽を楽しむ余裕をもってもらいたく、
エレクトーンに通わせました。
選ぶポイントは、家から近いというよりも、最寄りの駅から近いこと。
これは仕事帰りに娘をピックアップできるように、と考えたからです。
また、教室が終わっても、他のお友達が弾いているのを聞かせてもらえるところや
オーケストラのビデオを見せてもらえるところを選びました。

これでどうにか週の3日は習い事が入ることで学童の替わりができました。
他のお友達は、「絵画教室」とか「運動教室」などにも通っていましたが、
我が家の場合は、娘の体力から週3日が限界でした。

それでも週2日は家にいることになりますので、
もしも鍵を忘れた時を考え、隣家にお願いをして、
電話番号やメールアドレスを交換し、万が一の場合をお願いしました。


それでも何か困った場合はどうしよう、隣家が旅行中だったらどうしよう・・・・と思うと心配で、
悩みに悩み、結局、娘が小学校に入る前に通っていた保育園にお願いすることに。
園長先生からは快諾してもらえました。
実際、ランドセルのまま行って、何度か助けてもらったことがあり、本当に助かりました。

とにかく曜日ごと、放課後の娘の行動を決め、
万が一の場合も対応できるようにし、様子を見ていたところ、
夏ごろには空いている日には放課後に学校で思いっきり遊んで帰るようになったりと、
メリハリがつく生活ができるようになりました。

当時は不安だらけで、綱渡り状態でしたが、やってみると、どうにかなるものです。


そんな娘も春から中学生です。

娘が放課後をどう過ごすのか、
親としてちょっと離れて様子を眺めていようと思っています。