マツコ、ベテランブライダルMCの世代間ギャップに同情 「若い子には良さが分からない」?
カジュアルな披露宴で求められる、ブライダルMCの対応力
7月20日の「マツコ会議」は、ブライダルMC(披露宴の司会)の養成スクールから中継。最近の結婚式ではウェディングケーキを色鮮やかなソースでデコレーションする「カラードリップ」や、風船を一斉に飛ばす「バルーンリリース」など、「インスタ映え」まで意識した様々な演出が生まれているという。
司会者の出来不出来で結婚式の良し悪しが決まるといわれる、ブライダルMC。しかしカジュアルなパーティ形式の披露宴が増え、司会による台詞まわしや進行の仕方は、かなり変化しているという。
マツコがスクールの講師に「いま難しい披露宴多いでしょ。ちゃんと司会者が仕切るような感じでもない」「昔みたいな丁寧な言葉で格式張った感じだと全然ハマらないでしょ」と投げかけると、「(進行や台詞を)1回覚えたからOKじゃなくなってる」「普通に会話してるような司会じゃないと違和感がある」との答えが。司会に台本はなく、段取りだけが書かれた進行表をもとに進行せねばならず、スクールに通う生徒は「その場の雰囲気をアドリブで作っていく大変さがある」と話す。
マツコも「かといって『カジュアルな結婚式にしようよ』って友達に司会を頼んだ披露宴のボロボロ感スゴいわよね」と、プロによる司会の重要性をしみじみ語る。
新郎新婦と世代間ギャップが?ベテランブライダルMCの苦労とは
第二の人生としてブライダルMCに転身する人も多く、養成スクールに通う生徒たちの前職は、ミュージカル俳優やアナウンサー、空港のグランドホステスなど多種多様。いずれも、前職で鍛えた滑舌や臨機応変な対応力がブライダルMCに生かされている様子。
10年以上のキャリアを持つベテランMCたちの「いつも心は3年目」「トータル10年、ルーキーです」という昭和を感じる言い回しや、大げさな身振り手振りに、マツコは笑顔で「みんな古いね!」「嫌いな人種じゃない」と意気投合。
そんな中あるベテランMCは、「ショックなことがあって」と切り出す。新郎新婦との打ち合わせにて「すごい楽しいパーティーにしましょうね!」と盛り上げ「やりきった!」と思ったところへ、新婦からNGが出てしまったというもの。話を聞いたマツコは「若い子には分からないと思う、この古いスタイル(の良さ)が」「盛り上げようと思ってやってるのが、そうは見えないのよね、若い子って。淡々と生きてきてるからみんな」と、世代の食い違いを指摘。
一方で、新卒入社したばかりのフレッシュな若手MCが登場。マツコから「一節やってよ」と求められるも噛んでしまい、ベテランの安定感はまだ身についていないものの、「新しい披露宴の司会として、ちょっとラフな感じはこれからの(披露宴の)スタイルに合っている気がする」と、暖かく見守るマツコだった。
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