2023年7月17日(月・祝)19:00~21:54放送「はじめてのおつかい 夏の小さな大冒険スペシャル!2023」
- 【MC】
- 所ジョージ、森口博子
- 【ゲスト】
- 綾瀬はるか、荒川静香、武田鉄矢、藤森慎吾、若槻千夏
<五十音順>
①『もみじ饅頭屋』広島・廿日市(はつかいち)市
莉来(りく)くん 3歳7か月
世界遺産の厳島神社が鎮座する美しい島・宮島。名物もみじ饅頭のお店が並んでいます。お父さんは明治41年創業の老舗もみじ饅頭屋さんの4代目。観光シーズンで大忙しのこの時期、おつかいに行くのは5人兄弟の真ん中・莉来くん。「できん できん」が口癖の泣き虫な男の子。ご両親揃って元海上自衛官、お父さんはおつかいを通して泣き虫な莉来くんを強くしたいと思っています。忙しい店内に注文の電話が入ります。お父さんと同じ白衣と帽子をつけて出発!…と思いきや「がんばれん がんばれん」と弱気に。店先から動かなくなりました。叱るのが苦手なお父さん、おもちゃやアメで必死に機嫌を取りますが響いていない様子。ついにお父さんが覚悟を決めました。しっかり目を合わせて話をし、行く勇気を与えます。その思いに背中を押され、泣きながらも進んでいく莉来くん。街の人たちに応援され、だんだんと元気を取り戻してきました!1件目の配達では「うん」しか言葉が出ませんでしたが、無事におつかいを終えたことで自信が出てきて軽い足取りに。一歩前に進むごとに成長する莉来くん、2件目の配達先ではさっきとは別人のやり取り!変わらぬ人の温かさや、宮島ならでは“鹿”にも見守られながらのおつかいです。
②『出水の黄金アジ』鹿児島・出水(いずみ)市
志葵(しき)ちゃん 2歳5か月
金色に光り輝く最高級のアジ、東京の豊洲市場では「出水の黄金アジ」と呼ばれるそのアジを競り落としているのが志葵ちゃんのおじいちゃんです。おつかい先は漁協のある市場。競りは朝8時と10時の2回あり、おじいちゃんはその合間に港で朝ごはんを食べるのですが、今日は朝ごはんのおにぎりをおつかいのために忘れていきました。「あれ、じいじお弁当忘れてるよ、持って行ってくれる?」とお父さんがおつかいを頼みます。港で売っている海苔も一緒に頼まれました。始めは「パパ一緒に行こ」と言っていた志葵ちゃんでしたが、少し歩くともう前しか見なくなりました。道の端の端、ブロックの上を歩いていきます。港は目と鼻の先、300メートルの距離を泣かず戻らず到着しました。「じいじ」と近づいてくる志葵ちゃんを嬉しそうに見つめるおじいちゃん。港のみんなも見守っています。二人でおにぎりを食べたあと、こちらも出水の名産・海苔を買うため漁協の2階への階段を全身を使って1段1段上っていきます。漁協のお姉さんたちにもおつかいをほめられ、ホッとして緊張がほぐれた志葵ちゃん、自動販売機を見つけるとなにやら格闘をはじめました。お金をいれる場所を探しますがうまくいきません。すると、なかなか買えない志葵ちゃんに救いの手が!小さくても全身を使って頑張る、2歳5か月の大冒険です。
③『重くて持てない』山形・尾花沢(おばなざわ)市
瑛太(えいた)くん 3歳11か月
おつかいに行く瑛太くんのお母さんのおなかには3人目の赤ちゃんがいます。今はつわりがひどく食事がのどを通りませんが、のど越しのいいものなら食べられます。そんなお母さんのために、“ところてん”と“こんにゃく”を買いに行くおつかいです。ついでに親戚のおじさんのところで“すもも”をもらってきて、と言われました。「一人で行けないかなぁ…」と少々不安気にスタート。商店に着くと、ところてん3個と玉こんにゃく3袋を買い物カゴへ。重たいぞ~と心配するお店のおばさんをよそに、お会計へ。親戚のおじさん宅では、ジュースを飲みながらゆったりおしゃべりタイムです。お母さんが来られない理由を聞かれ「おなかの中に赤ちゃんがいるから」とご報告。初耳のおめでたいニュースにおじさんとおばさんは身体にいい食べ物をたくさん持たせてくれました。しかし荷物はぐーんと増え、だいぶ重たくなりました。「こんなに重いの持てないよ~」と言いながらも引きずることなく、休み休み歩いていきます。帰り道、「重くて持てない~」「やっぱり持てない~」「ダメだ」と繰り返し言いながら、でも荷物を置くことなく歩いていきました。しかしついに限界が…するとそこへ一人の男性スタッフが。両手両肩にはものすごい量の荷物です。「こんなに重いの持てないよ~」とスタッフが荷物を置くとじっと見る瑛太くん。「交換しようよ」と言われると「やだ」と即答。自分より重たい荷物を持っている人の存在に背中を押されたのか、再び歩き始めました。
あれから9年…
中学2年生になった瑛太くん。部活は柔道を始めていました。
④『世界の石灰』宮城・大崎(おおさき)市
雅己(みやび)くん 4歳3か月
その年、大雨の影響で一部川が決壊するなどの被害を受けた大崎市。雅己くん宅も床下が浸水し、水が引くまでに2か月もかかりました。乾いた床下に石灰を撒くとシロアリ対策と除菌・消臭効果があると聞いたお父さんは床下で作業中。「僕が家を守るんだ!」と張り切ってアシスタントをしている雅己くん。その時、石灰を撒く柄杓が壊れてしまいます!作業は中断、おつかいは柄杓と足りなくなった石灰を買ってくることに。「いってきまーす」と勢いよく駆け出し、スタッフもついていけないほどの猛ダッシュ。しかし突然スピードダウン、家に戻ってしまいます。一人は心細いと気づき「行けない」「お家守らない」と甘えモードに。でも今日はそんな雅己くんに家族の一員として大事なことを託す、とお父さんは心に決めています。大好きな家族の為に気持ちを切り替え、再スタート!道中は気持ちを整理するように自分を奮い立たせ、おまもりを抱きしめ進みます。ホームセンターにつく頃には鼻歌を歌うほどまで元気が戻ってきた!まずは柄杓を見つけましたが、石灰が見つかりません。「石灰」が思い出せず「小さいのない?」と店員さんに聞く雅己くん。お父さんからは柄杓と小さい石灰の2品を買ってくるよう頼まれていますがうまく伝わらず、柄杓を2つ買うことに…家に戻るもお父さんはもう一度石灰を買いに行かせます。2度目のお店には慣れたもの。店員さんに「セカイさがしている」と伝えます。小さい「ッ」が抜けて「セッカイ」が「セカイ」に!「世界を探している」と聞いた店員さんはびっくり。店内の大捜索が始まりました。「セカイってなんだ…!?」ユーモアあふれる楽しいおつかいです。
⑤『元気を届けるおつかい』愛知・新城(しんしろ)市
愛心(あこ)ちゃん 4歳3か月
お家の横にある広い家庭菜園、自分で種を植えたえんどう豆を収穫しているのは負けず嫌いの4歳3か月・愛心ちゃん。収穫した野菜でご近所さんに元気を届けてあげよう!とおつかいすることにしました。お隣さんはお母さんが小さいころからのお付き合いで、お母さんも小さい頃からかわいがってもらっていました。
お隣さんへの秘密の通り道を抜けて、大きな声で「こんにちは!元気のサラダを届けにきました!」と言えました。実は闘病中のお隣の奥さん、愛心ちゃんがおつかいに来てくれるのを心待ちにしてくれていたのです。収穫した野菜と一緒に“元気が出るように”と庭で採れた夏ミカンで作ったゼリーを渡し、みんな笑顔の優しい時間が流れました。
元気を届けて帰宅した愛心ちゃん、おつかいできた喜びで自信がついた!そこでもう一つおつかいを頼むことに。「枝豆の早生の種とケンタッキーのお豆の種を買ってきて」とお母さん。めずらしい名前の種を選んだのには理由があります。愛心ちゃんのお父さんはアメリカ・ケンタッキー州に単身赴任中。ケンタッキーの名前が入っていたら覚えやすいかもとお母さんは考えました。
少し緊張した面持ちの愛心ちゃん、通っているこども園の前を通るとお友達が気づいてくれました。ひとりでおつかいに行くんだとお友達に話すと少し得意げに。元気をもらった愛心ちゃんはしっかりした足取りでグリーンセンターへ向かいます。
⑥『ホテルに忘れ物』神奈川・新横浜(しんよこはま)
佳依(けい)くん 4歳11か月
オリンピック女子フィギュアスケート・日本人初の金メダルを獲得した荒川静香さん。2人のお子さんを育てながら現在も活躍を続けています。そんな荒川さんの末っ子長男、佳依くんが今回おつかいに挑みます!おつかいの日、お母さんはアイスショーの真っ只中で大忙し。佳依くんも練習中のスケート場にきています。普段から忘れ物が多いというお母さん、「どうしよう、お母さんスケート靴忘れたよ!」とおつかいを切り出します。滞在しているホテルにスケート靴を取りに行くおつかいです。普段は甘えん坊で人に頼ることが多い佳依くん、今日はお母さんの為に一人で頑張ります!お母さんの予想に反して笑顔で出発、「いそげ、ママ困る」と勢いよく走りだし、スタッフは必死についていきます。あっという間にホテルに到着、フロントに名前を告げて一緒に部屋まで連れて行ってもらいます。スケート靴をリュックにいれて、今度は薬局で頼まれたゼリードリンクを買いに出発!すると突然立ち止まり「まずい!忘れた!」と再びホテルに向かい走り始めました。いったい何を忘れたの?!ママ思いの佳依くんが新横浜の街を走り抜けるおつかいです。
⑦『海の家』千葉・勝浦(かつうら)市
佑太(ゆうた)くん 4歳7か月・夏子(なつこ)ちゃん 5歳1か月
佑太くんの祖父母は海の家を経営しています。にぎやかな夏が終わり、店じまいの支度を始めました。佑太くんは食器をしまう為に使う古新聞を頼まれますが、お母さんが回収に出しちゃったばかり。仲良しの夏子ちゃんの家でもらって海の家へ届けるよう頼まれました。夏子ちゃんは佑太くんのマドンナ。古新聞を一緒に届け、ついでに夏子ちゃんのおじいちゃんに大事な薬を届けることになりました。帰りにはいけすに立ち寄り、親戚のおじさんから伊勢えびをもらってきます。物事をあまり深刻にとらえずふざけてばかり、お調子者の佑太くんとまじめ一直線の夏子ちゃん。性格は正反対だけど仲良しの二人でおつかいに出発です。大きな荷物でも「僕が持つから」と頼もしい佑太くん。しかし、海の家まであと一歩のところで“自慢の水筒”を取りに行き、夏子ちゃんは砂浜に置いてきぼり。戻ってきてもマイペースなのは変わらず、しまいには「僕持てない、夏子ちゃん持って」など、ふざけたら夏子ちゃんが喜ぶと思って空回り。そんな佑太くんを傍目に頑張る夏子ちゃんですが、とうとう堪忍袋の緒が切れて佑太くんに愛想をつかし、先に行ってしまいます。早く追いかけて夏子ちゃんの信用を取り戻さねば!夏の終わりの海を舞台にしたおつかいです。
あれから22年…
2人は27歳になっていました。自由奔放だった佑太くんは、変わらず自分の意思の赴くままに生きるたくましい男性に。夏子さんは長年追い続けた、ある夢を叶えていました。
⑧『坂とボンタン』鹿児島・出水(いずみ)市
咲翔(さくと)くん 3歳0か月
豊かな水が湧き出る、鹿児島県出水市は、その天然水を生かした焼酎造りが盛んな地。お母さんは醸造所で働いています。おつかいに行くのは、最近少し赤ちゃん返りをしているという咲翔くん(3歳0か月)
かと思えば、妹・ナナちゃんにご飯を食べさせてあげたり、お兄ちゃんらしく振舞うこともあるそうで…お母さんは、妹のために頑張るおつかいを考えました。醸造所には託児所があり、社員食堂で一緒に昼食をとることができます。
社員食堂にはナナちゃんの食べられるものがないので、いつもはお弁当を持ってくるのですが、この日は忘れてしまいました!そこでお母さんは、鹿児島名物・ボンタンを買いに行くおつかいに出すことに。咲翔くんも赤ちゃんの頃よく食べていたというボンタン。これならナナちゃんも食べられます。だけど一人でおつかいとなるとぐずぐずし始めた咲翔くん、行く勇気が出ず赤ちゃん顔になったのを見たお母さんが「HERO」と書かれたおまもりを渡すと…HEROスイッチが入りお兄ちゃんの顔に!世界最大級の柑橘類ともいわれるボンタンを託され、咲翔くんは大好きなヒーローになったつもりで出発!しかしそこには長さ65メートルの坂道が。行きは良いけど帰りは…!?大きなボンタンを運ぶのに悪戦苦闘し、心が折れそうな咲翔くん。好転しない状況に、悔しくて涙が…頑張れHERO!
⑨『おかあさんは浅草芸者』東京・台東(たいとう)区
初音(はつね)ちゃん 3歳11か月
江戸時代から繁華街として栄え、老舗料理店や伝統工芸店などが並び、国内外から訪れるたくさんの観光客で賑わう下町・浅草。そんな情緒あふれる街でおつかいをするのは芸者歴20年のお母さんが育てた初音ちゃん3歳11か月。今日は浅草の芸者衆がお客様たちに芸を披露する、大事な会の日。舞台を観る初音ちゃんもまずは晴れ着にお召し替え、続いてはお支度中のお母さんをお手伝いします。今日の踊りで使うお扇子の点検をお願いすると、1つだけ“かなめ”が緩んでいるお扇子が!しかも、それは舞台の最後にみんなで踊る時に使うおそろいの扇子、これが無いと大変。まだお化粧もお支度もまだできていないお母さんに代わって、お扇子の直しをお願いすることにしました。しかし「ひとりではいけない」と初音ちゃん。でも「これがないとみんなと一緒に踊れない…」お母さんの言葉に一変して「OK!」と元気なひと言が返ってきました。
お客様でにぎわう街中をとおって扇子を直し、お母さんに届けるおつかいです。おまけにいつも初音ちゃんをかわいがってくれる芸者衆への差し入れも頼まれました。葛藤を乗り越え前に進む姿に涙が止まらないお母さんですが「よし!私も頑張る」と鏡に向かいます。人混みの仲見世通りを抜け、公演に間に合うよう急がなくちゃ!秋空のやさしい風とママへの想いが初音ちゃんの背中を押します。
あれから4年…
初音ちゃんは邦楽に夢中で、狂言・日本舞踊・お囃子・長唄と4つのお稽古にあがっていました。