本展の見所がぎっしりとつまった展覧会カタログ。
部分比較の挿図と詳しい解説により、「ステート違いの作品を比較する」という珍しい本展の趣旨をより堪能できる一冊となっています。
版画の技法についての解説を加え、より一層
レンブラントの版画の奥深さを知ることができるでしょう。本展監修者である幸福輝氏と、海外の研究者2名による論文も収録し、読み応え充分。
正方形に近い、少しコンパクトな印象を与えるデザインも魅力のひとつです。
レンブラント通にはたまらない自画像版画が表紙のデザイン。
内容は通常版と同様ですが、表紙の質感も少しざらざらしていて、
和紙を思わせるようなつくりになっています。
数量限定ですので、お早めに!