昭和生まれ、38歳、子持ち。
紺野ぶるま
芸歴:16年目
所属:松竹芸能
1986年生まれ。2009年デビュー。著書に『下ネタ論』『「中退女子」の生き方 腐った蜜柑が芸人になった話』『特等席とトマトと満月と』がある。
紺野お待たせしました。いや、おまたそのものかもしれません。THE Wの決勝に進出したのは5年ぶり、4度目。2017年から3年連続ファイナリストだったのですが、2020年から決勝に行けなくなって。それからの5年間はそれまでおざなりにしてた部分を固めようと思って、通信制の大学に行ったり、脚本スクールに行ったり、シンプルに骨盤のゆがみ治したくてピラティスに通ったり。
あとは、番組の企画で始めたフリースタイルラップにハマって、番組が終わった後も自分でスタジオを借りて練習して、大会に出たこともありました。謎かけをやってきたので、ダブルミーニングを考えるのは得意なんですよ。でも、プロのラッパーと並ぶと発声がなってなくて。特訓するうちに、ネタをやるときにも前より声が通るようになった気がします。
紺野もともと自虐っぽいネタや「こういう人いるよね、うざいよね」と斜めに見るようなネタが多くて、コンプレックスを原動力にしていたところがあったんです。でも結婚・出産を経て、棘のあるネタはあまり合わないと思うようになっていきました。一方で、じゃあやりたいネタってどんなネタ?とボーッと考える時間も長くなりました。けど最近全部これから輝くために必要な時間だったんだと気づきました。今の私は、ダイヤモンドか、唐揚げとでも言いますか。カラット上がって(カラッと揚がって)ます!
紺野今回披露するのは、老若男女みなさんに楽しんでもらいたいネタ。私自身、すごく元気になれるコントです。下ネタのイメージが強いと思うんですけど、フラットに見てもらえたらいいな。そして、今回優勝してちゃんと売れたいです!THE Wは売れるための大きなチャンスになる大会。こんないい大会ないよ!ありがたいですよ!
仲良しの先輩・クロちゃんからは「ぶるま、尖るなよ!」と言われてます。「ネタで売れたいって言うけど、ネタは好きだから勝手にやるじゃん。それ以外の仕事もやりなよ!」と。なので、今回しっかり優勝して売れて、幅広く活躍したいです。