メニュー数300以上の24時間営業、やす子が名物喫茶店の深夜客を調査「すごい何その展開!」意外な縁やまさかの出会いも!
日本テレビ系で5月27日(土)放送の『ゼロイチ』では、深夜に食事に来るお客さんが一体どんな人なのかをやす子が調査する『真夜中食堂の客はどんな人?』をお届けする。今回やす子が訪れたのは埼玉県・大宮駅から徒歩5分、創業48年、メニュー数300種類以上、24時間営業の名物喫茶店『伯爵邸』。
レトロな内観に、やす子は「映画の世界みたい」と感嘆。深夜にも関わらず、『伯爵邸』の中はお客さんでいっぱい。一方、お客さんは学生など、若い人が多いようだ。
最初にやす子が話しかけたのは彼女を迎えに来たついでに食事をしているというカップル。2人が食べていたのは『伯爵特製麻婆豆腐』と『ゴーヤーチャンプルー』。麻婆豆腐は、豆腐に厚揚げを使い、辛味はタバスコで引き出すというユニークな一品。この伯爵邸は、アメリカンクラブハウスサンド、タイ風焼きそば、ウイグルの家庭料理など、なんでもありの多国籍なメニューがそろう。豊富すぎる品ぞろえに、やす子は「世界一周できちゃいそう!」とびっくり。
会話が進みカップルの男性が、実はやす子と同じく元自衛官だと明かすと、意外な縁に「ちょっと待って怖いことが起きている!」とやす子も大興奮。
続いてはホスト風の男性と女性に話しかけるやす子。女性が食べていたのは『ポーク生姜焼き』。女性は伯爵邸には足しげく通っているといい、「メニューが多くて、色んなの食べたいんで毎回変えてます!」とすっかり伯爵邸の虜になっている様子。一方、男性は見た目に反して、意外な一面が。男性の職業は美容師。彼が美容師を志したきっかけは、東日本大震災。「被災地に行って、髪の毛を洗ったりカットしてあげたりして元気づけている訪問美容師の姿を見て、自分も訪問美容師になりたいと思った」と美容師になったきっかけを語った。その夢を聞いたやす子は「見た目チャラチャラしてるのに、メチャクチャ良い夢じゃないですか」と驚いていた。
続いてお店にやってきたのは歯科医師の男性と歯科衛生士、歯科助手の女性2人の3人組。“新卒で入ったばかりで、覚えることがたくさんあって大変”という女性に、「辞めてないだけ偉いです〜私は1年間で15回バイトをクビになったことがあります」と斜め上からエールを送るやす子。そんな女性が注文したのは『真夏の太陽』、『ブルー沖縄』といったカクテル。伯爵邸のドリンクメニューは、驚異の234種類。ビール、ワイン、焼酎はもちろん、ハブ酒までラインナップされているという充実っぷりだ。
続いてインタビューしたのは、若い夫婦とお互いの母親という4人組。母の日を祝って、カラオケで盛り上がってきた帰りだとか。男性の母親にやす子は「娘さん(息子の妻)の直してほしいところって聞いても良いですか?」と禁断の質問を投げかける。
しかし、この質問に母親は「直してほしいところはない。さすがウチの息子が選んだ子!」ときっぱり。やす子も思わず「最高の家族じゃないですか」と感動した様子だった。そんな中、男性が食べていたのはボリュームたっぷりの『伯爵特製ビーフカレー』。ネパール出身のスタッフが作った本格派な味で大人気のカレーだ。
保育士だというギャル風の女性と一緒に来ていた銀髪の男性が頼んでいたのは、『茄子と豚肉のピリ辛炒め』。豚肉、ピーマン、パプリカ、揚げ豆腐、きのこ、茄子など野菜がたくさん摂れる具沢山な一品だ。
すると、女性は「食リポ見たいです」とやす子にまさかの無茶振り。やす子は女性が頼んだ『特撰島豚かつ丼』を食べ「卵がふわふわでおいし〜」と渾身(こんしん)の食リポを披露するが「お肉のことに触れてなかった。80点」と辛口な評価を下されてしまう。
そんな女性は彼氏と一緒に伯爵邸に来店。2人でラーメンを食べた後、観覧車で告白されたというのろけエピソードを披露され、「観覧車なんか無くなればいいのに!」と歯を食いしばるやす子。
夜はふけていき、深夜4時近く。ど深夜に来店してきたのは地元の腐れ縁だという男子大学生4人組。男子大学生の食べ盛りのお腹を満たすのは、超大盛りの『伯爵邸大宮ナポリタン』。中華鍋で作るこのナポリタンは、大量のケチャップとニラが入っているのが特徴だ。
ホクホク顔でナポリタンを食す4人に、「将来の夢は何ですか?」と何の気なしにやす子が尋ねると、1人が「人を笑わせるのが好きなんで…」と語り始め、やす子が「芸人!?」と驚いた様子で確認すると「(芸人を)考えてますね」と将来の夢を明かした。しかも、4人のうちの1人とコンビを組むことを考えているとか。やす子は「すごい何その展開!」とまさかの回答にびっくり。せっかくだからコンビ名の案を考えてほしいと言われたやす子は、彼らの服の色味から「ダンゴムシーズ」とコンビ名を授けたが、4人は苦笑いだった。