第2話
“バベル”という不思議な世界に巻き込まれたことが、夢か現実か分からぬまま、満大(菊池風磨)は、地下の物置部屋の前で目を覚ます。ここのところ四条さんの様子がなにかおかしいと気がかりだった満大。
その翌日、パチンコに行く予定だという市川さん(アキラ100%)たちから「約束の時間になっても、四条さんが現れない」と聞かされる。
違和感を感じた満大は、おぼろげな記憶の中で、白い服の少女(川上凛子)に「現実世界で夢を諦めてしまった人が“バベル”に取り込まれる」と教えられたことを思い出す。
満大は「まさか、四条さんが…」と半信半疑で再び“バベル”の世界に行ってみることに。
そこには、娘・紗耶香と幸せそうに暮らす四条さんの姿があった。しまいには「宝くじが当たったので、探偵事務所を畳もうと思う」と言い出す。満大が何度「ここは現実じゃない」と伝えてもまったく聞き入れない四条さん。満大は四条さんを現実世界に連れ戻すために “バベル”の世界と現実世界を往復し、“四条さんの過去に何があったのか”手がかりを探す。すると、思いもよらない事実を知ることに。果たして、満大は四条さんを無事に現実世界に連れ戻せるのか!?