日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員:石澤顕、以下「日本テレビ」)と株式会社読売新聞東京本社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口寿一、以下「読売新聞」)は1日、イタリア・レオナルド社製の新型ヘリコプター「AW169」を導入し、共同運航を始めました。乗員の訓練と防振カメラなど取材機器を設置する改修を行い、2024年4月から取材運航を始めます。両社による航空機の共同運航は、2011年12月に開始した小型ジェット機「みらい」に続いて2機目です。

 新型エンジンを搭載し、最高速度・時速281km(152ノット)、航続距離は785km。最新の電子機器を備えて安全性も向上し、急な天候悪化の際にも計器飛行を行うことが可能です。写真取材、映像取材の両方に対応でき、大災害時の航空取材の強化などが期待されます。

 新型ヘリは最新のタッチパネル式統合型電子装備品を搭載しているほか、水平尾翼などの機体デザインが斬新なのも特徴です。塗装は青と黒を基調としたメタリック系のカラーを採用しました。

 機体は専門商社の三井物産エアロスペースが仲介して、日本テレビと読売新聞が共同購入。3月31日に機体が引き渡されて、読売新聞東京本社航空部の羽田空港事務所に配備されました。登録記号は「JA04YP」です。運航と整備は読売新聞東京本社航空部が行い、費用を両社が分担します。
 

■機体の主な仕様
全長:約14.6m 最大離陸重量:4800kg メインローター直径:約12.1m
最高高度:約4500m 航続距離:785km 搭乗人員:8人(座席数)

       

以上
日本テレビ放送網株式会社 社長室 広報部