日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長執行役員 石澤 顕、以下「日本テレビ」)は、2023年3月開局70年を機に海の環境保全に関わる活動を推進するため、『海の森を守ろう!日本列島 ブルーカーボンプロジェクト』を始動させ、これまでに日テレグループ社員が『東京湾UMIプロジェクト』に参加して、アマモの花枝採取を行うなどアマモ場再生活動を行ってきました。
この度、ミニ番組の提供を通じてプロジェクトに賛同するパートナー企業が決定し、10月11日(水)よる9時54分より『ウミコイ -今 海に出来ること-』がスタートいたします。日本全国の“海を愛する人々”を紹介しながらブルーカーボンの重要性を年間を通して発信していきます。また、番組では撮影時のCO₂排出量を測定し、少しでもCO₂排出量を減らすため撮影方法も工夫していきたいと考えております。
10月11日放送 岩手県大槌町の海をリサーチする うみスケ | 番組ナビゲーターの桝太一さん |
【新番組『ウミコイ -今 海に出来ること-』番組概要】 ・初回放送日:10月11日(水)21時54分~22時00分 ※毎週水曜21時54分~22時00分で放送 ・出演者:うみスケ ・番組ナビゲーター:桝 太一(同志社大学ハリス理化学研究所 助教) ・監修:木村 尚(NPO法人海辺つくり研究会理事) 協力:e-dash ・パートナー社 日本製鉄株式会社 / ENEOS株式会社 / トヨタ自動車株式会社 / Earth hacks株式会社 |
【『日本列島ブルーカーボンプロジェクト』関係者からのメッセージ】
『海の森を守ろう!日本列島ブルーカーボンプロジェクト』リーダー 黒崎 太郎〈取締役常務執行役員〉
「CO₂削減に関して、私たち日本テレビは “ブルーカーボン”に着目しました。
日本全国には すでにアマモ場の整備など 地道な活動を行っている方々が大勢います。
こうした活動を番組で紹介したり、実際に藻場や海岸を整備したり、放送局としてブルーカーボンを通じてCO₂削減と海洋環境の保全に貢献できないかと考えています。」
『海の森を守ろう!日本列島ブルーカーボンプロジェクト』学術監修 同志社大学ハリス理化学研究所 助教 桝 太一
「中学・高校まではずっと陸地の生き物が好きだった私が、大学に入ってから 海の研究へと転じた理由はズバリ、“これからの時代、日本の未来は海にある!”と、感じたからでした。
海に囲まれた日本だからこそ挑戦できるSDGsを、海と共にある日本だからこそ描ける持続可能な未来図を、番組を通して皆さまと一緒に作っていければと願っています!」
『海の森を守ろう!日本列島ブルーカーボンプロジェクト』学術監修 NPO法人海辺つくり研究会理事 木村 尚
気候変動・海洋プラスチックゴミ問題などの地球環境問題。
研究者レベルでは 人類の存続に関わる問題として 高い危機感がもたれている課題です。
インフラとしての地球環境を正常に保てなければ、経済活動もままならない状況になることも認識されるようになってきました。重々しい課題ではあるのですが、テレビの力で楽しく前向きに、様々な人が関われるようになっていくことこそが、解決への糸口になるのではないかと期待しています!」
【パートナー社】日本製鉄株式会社・トヨタ自動車株式会社・ENEOS株式会社・Earth hacks株式会社
~パートナー社からのメッセージ~
■日本製鉄株式会社
「世界は鉄でできている。」日本製鉄は、鉄をつくる過程でできる鉄鋼スラグを活用し、海藻類を増やすことでブルーカーボンにも貢献し、海の磯焼け課題を解決する活動を行っています。今後も脱炭素化社会の実現に貢献します。
■ENEOS株式会社
ENEOSは、エネルギー・素材の安定供給という責任を今も将来も果たしながら、様々な次世代エネルギーに取り組み、カーボンニュートラル社会を実現させる。
この壮大なチャレンジに、私たちは一歩ずつ着実に前進します。
■Earth hacks株式会社
Earth hacksでは日常における脱炭素アクションを『デカボ』と名づけ、デカボスコアなどのサービスを展開しています。今回のブルーカーボンプロジェクトを通して海の魅力と共に無理なく楽しい脱炭素を広げていきます。
今後日本テレビでは、水産資源や多様な生態系といった海の豊かさを将来に向けて守っていくために、CO₂の吸収源となる藻場の再生や、漁業振興に向けた磯焼け対策、また多くの人々にアクションを起こしてもらうための意識啓発の施策やスキームについて、三浦半島の4市1町(横須賀市・鎌倉市・逗子市・三浦市・葉山町)と連携し、調査・研究を開始します。来年度以降は、その調査・研究結果を踏まえ、連携協定の締結を視野に具体的な磯焼け対策や藻場の再生に取り組んでいく予定です。
■日本テレビ「日本列島ブルーカーボンプロジェクト」公式サイト
https://www.ntv.co.jp/bluecarbon/
■日本テレビホールディングス サステナビリティ公式サイト
https://www.ntvhd.co.jp/sustainability/
以上
日本テレビ放送網株式会社 総務局広報部