アレも?コレも?怒涛の伏線回収劇に衝撃!日曜ドラマ『ブラッシュアップライフ』の小田玲奈プロデューサーも舌を巻く脚本家バカリズムのスゴさと今後のとんでもない展開とは!?
アレも?コレも?怒涛の伏線回収劇に衝撃!
日曜ドラマ『ブラッシュアップライフ』の小田玲奈プロデューサーも舌を巻く
脚本家バカリズムのスゴさと今後のとんでもない展開とは!?
佐藤真知子アナウンサーがMCを務める日曜深夜のトーク番組「イントロ」は、毎回、個性豊かな方をゲストに迎え、日テレの番組の新たな楽しみ方を提案!
「イントロ」=「番宣」、みんなのキッカケになる番組です。
1月15日(日)深夜放送回のゲストは、日本テレビ・小田玲奈プロデューサー!『家売るオンナ』『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』など数々のドラマを担当し、現在はバカリズムさんとタッグを組んで日曜ドラマ『プラッシュアップライフ』(毎週日曜よる10時30分放送)を制作!放送開始から大反響を巻き起こしているドラマの見どころを、河出奈都美アナが直撃しました!
ブラッシュアップライフ誕生の舞台裏
平凡な女性がひょんなことから人生をゼロからやり直すことになる地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー『ブラッシュアップライフ』。脚本を手掛けるバカリズムさんと小田さんは以前から一緒に作品を作ってきましたが、今回のドラマが生まれたきっかけは?「『生田家の朝』というZIP!の朝ドラマで初めてバカリズムさんとご一緒した時に、“いつか夜のGP帯のドラマでご一緒したいですね”と話していて。それからバカリズムさんにいろいろな企画をご提案をいただいた中で、“これがいい”と思って日本テレビに出した企画が通った。でもバカリズムさんからしてみたら“これが通ったの?”というものだったみたいです」。意外なことに、バカリズムさんご本人は今回の企画が通ってびっくりしていたとか。そんなバカリズムさんの脚本家としてのスゴさを伺うと…「書くスピードが速いんですよ。とにかく1話書いてみます、みたいな感じでパッと書き上げる。しかも、いま台本は8話ぐらいまで出来上がっているんですけど、8話に出てくる事を既に第1話で言ってたよね、というのが山ほどある。最後どうなるかは決めてなかったのに、全て計算していたみたいに。スゴい人だなって」。
日常をそのまま切り取る天才
さらに小田さんは、バカリズムさんの脚本家としての視点に驚かされると言います。「今まで誰もそこを描いてなかったけど、みんな必ず一度は思ったよね、みたいなことをドラマにする天才。『人生をやり直す女性の話』というと一見壮大な感じだけど、実際に書いてることは日常にも程がある(笑)」。まるで日常をそのまま切り取ったかのような自然な会話劇もバカリズム脚本の魅力の一つ。「たぶんこのドラマを見た人は、一体どこまでが脚本でどこからがアドリブ?と分からなくなるぐらい、その場で思ったことをしゃべっているように見えるかもしれないけど、意外と一語一句台本。台本で10ページのシーンとかがあるから、台本を渡された女優さんたちは“ウワーッ”ってなりそうに思うんだけど、実は皆さん、説明ゼリフを1個覚えることのほうがよっぽど大変で、こういうセリフは割とスムーズに覚えられるって言う。それを書ける脚本家はなかなかいない」。
1990年~2000年代の小道具が懐かしい
人生をゼロからやり直す主人公・近藤麻美役は安藤サクラさん。小田さんは「ほんとに近藤麻美を生きているように自然」と、そのナチュラルな演技を絶賛。中でも小田さんと河出アナが口をそろえて「あの感じ!」と共感する演技が、第1話で麻美が死後案内所の受付係(バカリズム)に声を掛けるシーン。「自分もあそこに行ったらあの感じをやっちゃいそう。リアルですよね」と小田さん。さらに、麻美、なっち(夏帆)、みーぽん(木南晴夏)の幼なじみ3人娘の距離感や緩さも絶妙。「3人のあだ名も幼なじみ感があるし、ナチュラルで、ずっと会話を聞いていたい、いとおしい」と、まるで本当の幼なじみのような3人のやりとりを小田さんも楽しんでいるとか。
そんな主人公が33年前に戻って人生を0歳からやり直すため、劇中に映り込む小道具にもこだわりが。「分厚いテレビの上にVHSが置いてあって、手書きで『家なき子』とか『古畑任三郎』とか書いてある。昔はそうだったよなぁって」。他にも、たまごっち、光る携帯アンテナ、プロフィール帳、ゲームボーイアドバンスなど、子どもに戻った麻美が手にするアイテムは、当時本当にはやったものばかり。「あっという間に通り過ぎちゃうシーンだけど、本当にあった物のほうが懐かしい気持ちになれるから」。さらに、バカリズムさんが考えたというドラマのキャッチフレーズ『地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー』にはこんな意味も…「例えば染谷将太さんが演じる福ちゃんは、今はラウンドワンで働いてる設定で、本物のラウンドワンの制服を着て演じている。ほんとにラウンドワンに許可を得てやってるから、すごく説得力があるし、応援したくなるし、私たちが呼吸している世界と地続きになっていると感じる」。ドラマを見る人の世界とドラマの世界とがつながっている、これぞ“地元系”と語る小田さんに、ドラマ『ブラッシュアップライフ』の番宣=イントロを発表していただきました!ドラマをさらに楽しむために、覚えておいてほしいこととは…
「何げないシーンにも全部意味がある」
「第1話でびっくり仰天の伏線の張り方をしている。冒頭で妹の遥(志田未来)が何げなく言ったり、途中で3人娘たちがカラオケで何げなく話していたことが、信じられないぐらい何げない伏線になってる」と小田さん。第1話のラストで訪れる怒涛の伏線回収劇は、まさにバカリワールドそのもの。しかも…「1話の中で回収されるだけじゃなくて、全話を通しても何げない伏線を張ってる。来週の第3話では、第1話で映っていた“あのこと”が2周目の人生で違う動きを始める、びっくりする展開が待っています」。来週放送の第3話、2周目の人生で薬剤師になった麻美を待ち受ける運命とは…!?「なんだか楽しい、ゆるゆるなドラマだなって思っていた人、ゴメンナサイ!とんでもないことになってきます。でもゆるゆるの日常があったからこそ、とんでもないことが引き立ってくる。ただ、そんなことは考えずに第3話から見ていただいても普通に笑える。それがスゴいところだと思うので、ぜひ楽しんでください」。そして小田さんは声を大にして言います。「第1話を見直さなきゃなと思った人、TVerに置かれてますので!」。
平凡な女性がゼロから人生をやり直す地元系タイムリープ・ヒューマン・コメディー『ブラッシュアップライフ』。とんでもない展開になる第3話は、1月22日(日)よる10時30分放送です!お楽しみに!
オンエアでは放送しきれなかった小田プロデューサーとのトーク完全版はYouTubeで配信中!