3歳の指

もりふみ(アナウンス部)

3歳の息子は、指で「3」をあらわすのが苦手です。
人差し指、中指、薬指を立てようとすると、
どうしても薬指が倒れてしまったり
小指まで立ってしまったり。


「ううう」と、首を傾けながら悪戦苦闘するさまも、
もう一方の手で薬指と小指を押さえている様子も、
ほほえましく見守っていたのですが、
最近、彼は、彼なりの「3」を生み出しました。


それは、中指、薬指、小指を立てる「3」。
ついでに、親指と人差し指は丸をつくっています。
うん、それは「OKマーク」だね。


外国人が1・2・3と数えるとき
親指から順に指を立てていくのを見たことはありますが、
これは・・・どうだろう。


「K太、3歳だよ~」と
うれしそうにOkマークを作っているのを見ると、
まあいっか、通じるよねえと
無理に"普通の3"を教えなくてもいいと思えるのです。


ただ、
あっちに傾いたりこっちに傾いたりするOKマークが
「世の中、カネやでぇ」に見えませんように
と願うのは、関西人母の余計な心配でしょうか。(笑)