ママモコモ子育てブログ
2012.07.11 まなぶ
がそりん(技術統括局)
私も反省日記を1つ。
2年前の、娘が中学入試を控え、夏がすぎ、成績が低迷してきたころの話です。
娘は、受験勉強を2年間がんばってやってきましたが、なかなか努力が報われず、
投げやりになって、机から離れることばかりを考えていました。
自分のことだったら「努力」で、何とかなるかもしれません。
親としては、背中を押し、娘のジャンプの距離を延ばしたい、
ただ、その気持ちだけだったのですが、
おもわず 「なぜ、成績があがらないの?」「だったら、受験やめる?」と言ってしまいました。
そしたら、普段、おとなしい娘が「受験したい!」と応戦してきたため、
「あなたを見ていても、受験をしたい姿勢には見えない」、
「そんなにイヤなら出て行きなさい!」と口走ってしまったのです。
そしたら・・・、本当に、出て行ってしまったのです!
もう薄暗くなっている時間です。
まさか、本当に出ていくとは思わず、門が締まる音に、ひゃっとしました。
が、しかし、迎えに行くことは親のメンツがあるので、絶対にできません!
でも、心配で心配で・・・。
仕方がないので、近くに住む親戚中に電話をかけたところ、
皆、それぞれ心配しくれて、探してくれることになりました。
30分後、娘を探していた祖父から
娘が、家の回りを自転車でグルグル回っているよ・・との報告が。
そして、祖父に連れられ、トボトボと帰ってきた娘でした。
祖父に頭を下げさせられ「ごめんなさい」の一言も。
「本当にどこかに行ってしまったら、どうしよう・・・」と不安だった私も、許さざるを得なくなりました。
いやぁ、不安なこの30分は本当に長かったです。
それにしても、半径100mでも、自分の意志で出ていくことができる年齢になったんだ、と
改めて子供の成長を認識したのでした。
そして、感情的に怒るのは、後悔だけが残るから、控えようと思ったのでした。
今は中学生。
定期券があるので電車に乗ることもできます。
「出ていきなさい」と言ったら、「は~い!」と喜んで行ってしまうかもしれませんねぇ。