氷点下5度の中‥

雪子(報道局)


お正月休みをチョットいただき、雪の降る軽井沢に行って来ました。
行ってみたら、昼間も氷点下5度。
靴下を2枚履き、ブーツを履いても、足先の感覚がなくなる極寒の中、
「鳥が見たい!」という息子(5歳)と一緒に
「ネーチャーウォッチングツアー」なるものに参加してみました。

雪を踏みしめ、森の中を3時間ほど歩いて野鳥を探すのですが、
あまりの寒さに鳥たちもどこかへ行ってしまったのか、なかなか見つからず、
ちょっとションボリ。でも。
視線を雪の上に転じると、面白いものがありました。

動物たちの足跡です。
犬の足跡のように見えて、まっすぐに点々と続くのは、「キツネ」の足跡なんだとか。
ガイドの人から「キツネはモデル歩きをするから足跡がまっすぐになる」と聞き、へ~と感心。

さらに、長さ10センチを超える大きな足跡がたくさんついているのを息子が発見。
「クマ!」とビビっていると、ガイドさん、「爪の跡を見ると、イノシシですね」とのこと。
足跡4つ分の位置の長さが、そのままその動物の体長になるそうで、
見つけたのは、2メートルを超える大きな母イノシシと、子供たちだったそうです。

何も知らなければ、何も気が付かずに通り過ぎてしまう雪道も、
ちょっとした知識のおかげで、壮大な自然の営みに思いを馳せることができ、
足先の冷たさも、つかの間、忘れることができました。

子供が一緒じゃなかったら、こんなツアー、参加しなかったかも。
自然を愛でるきっかけをもらえるのも、子供を持つ幸せのひとつですね。
ことしも息子と一緒に、少しでも自然に触れる機会をもてれば、と思います。

ママモコモメンバーの新入り、報道局の雪子と申します。
よろしくお願いします!