食欲の秋★さばの茶漬け

あまりに子供たちがねぼすけなので、最近はカーテンを開けたまま寝ることにしました。すると効果てき面、ひとりで起きてくるようになりました!ただ、夫は子供たちが起きだしていった後にカーテンを閉め、なめくじのように二度寝しています…。

ねこ(事業局)

みなさんはさばの刺身をお茶漬けにしたことありますか?

しめ鯖ではありません。生のさば

 

私は九州出身なのですが、九州ではさばは刺身で普通に食べます。

また、刺身そのままだけでなくお茶漬けにもするのです。

たっぷりの醤油とごまとねぎでさば刺しを漬けて、その漬けた醤油ごとお茶漬けにするのがこれがもうおいしくて、子供のころは秋になるとさば茶漬けばかりリクエストしていました。

 

そして18歳の冬。

東京の大学へ進学が決まった私に、父が放った一言が今でも忘れられません。

「東京のさばは刺身で食べたらいかんぞ。東京のさばは当たるとぞ」

もう秋になってもさば茶漬けが食べられないことに大ショックを受けるとともに、小さい国だと思っていた日本も食文化は様々なんだなあと思い知らされました。

 

そんな父も80歳を越え、もうあまり長くはなさそうだという電話が姉からあり、とりあえず孫の顔を見せておこうとこの連休は福岡に帰省してきました。

年末には初のひ孫が生まれる予定なので、そこまでは何とか元気でいてくれればなあと思っています。

そしてせっかくなので、さば茶漬けも堪能してきました!!09241.jpg

醤油も東京と福岡では違うので、やっぱり懐かしい味です。

 

 

 

ちなみに東京でも「九州郷土料理」などを看板にしているお店であれば、さばの刺身が食べられることもあるようです(しかしお高い…)。

 

そういえば、秋の味覚というより冬の味かもしれませんが、東北出身の夫の実家ではふぐを食べる習慣がまったくなくてびっくりしました。

また、私の実家では果物といえばとにかく柑橘系でしたが、夫の実家からは毎年大量のりんごが送られてきます。

日本は狭いようで広いなあと、しみじみ思う秋なのでした。