親子の関わり方☆お小言封印

小4と小1の姉妹の母です。一年生になった次女も少し学校に慣れてきたかな。高学年に入った長女はとにかくランドセルが重い…。絶対に不要なものがたくさん入っているに違いないと睨んでいます。整理整頓という概念がない長女なので…。でも、次女の手をひいて登校する後姿は頼もしい。親が気づかない間に、彼女なりのペースで少しずつ成長しているんですね。

ひろ(社長室)

次女が小学生になった今年の4月から、親子で一緒に朝、家を出ます。

起床、身支度、朝食、持ち物の確認、寝癖直しをするので精一杯。口を開けば「早くしなさい」「遅刻するよっ」、「ハンカチ持ったの?」「もう、なんで昨日準備しないのよっ!」と文句ばかり。

夜は夜で、パパかママが19時に帰宅してから娘が寝るまでの2時間程、「宿題の字が雑すぎる」「学校からのお便りはすぐに出すように言ったでしょ?」「さっさとゴハン済ませなさい」とやっぱり文句のオンパレード。

13時間程しか一緒にいられないのに、急かしてばかり、ネガティブ発言ばかりの生活です。



本当は学校の話を聞いて笑って、きょうも頑張った二人を抱きしめて、

「元気に行けて偉いね」

「背が少し伸びたね」

「ひとりで宿題出来てかっこいいね」

「大好きだよ」と伝えたい。



でも急かさないと寝る時間になってもやるべきことが出来てない・・・、規則正しい生活で体調を崩さないように、忘れ物をしないようにと親心が空回り。

きょうこそは叱らないと心に決めて帰宅しても、やっぱりガンガン追い立ててしまいます。



あゝ、こんな日々もう限界...。

一体、どう声をかけたら自主的にパキパキ動くようになるんだろう。

あまりにもうまくいかず、このままではストレスでこっちがやられる・・・。

親としての導き方が下手なのかなど、結構悩みました。

あの手この手で言い方を変えても娘は動かない。



ならば・・・。



抜本的な作戦変更!です。

口を開けば、とにかく出来たことをほめる。

1日分の「大好き」を夜の2時間で伝える。これを徹底的に実行しました。


すると、少しずつではあるものの変化が...。

夕食の前に宿題がキレイな文字で終わっている。翌日の教材がランドセルにキチンと収まっている。きょう使ったハンカチが洗濯カゴに出してある。

四年生としてはややサビシイ...?こんな些細なことですが、言っても言ってもやらなかったことが

ちょびっとずつ出来ていたりします。


そういうところを見逃がさず、とにかく拾って褒めようとしています。

自分のいいところを見つけてほめられ、「大好き」のシャワーを注がれると、「アレやれ、コレやれ」と言われるより、自分から「アレしよう」「コレしよう」という気持ちになるのかもしれません。

お小言を言わないで、出来たことを見つけて褒めるのは、なかなか心の力が要る作業ですが。



もうちょっと、このまま頑張ってみようと思います。