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「ベランピング」に熱視線 自宅でアウトドア気分

2020.05.30 公開

ベランダでキャンプをする“べランピング”に熱視線――。都内のスーパーで肉製品が異例の売れ行きとなっているといいます。長引く巣ごもりの中、少しでもおうちでバーベキュー気分を味わいたい!、とブロック肉の売り上げが増加。ベランダで使えるキャンプ用品も売れ筋になっています。


■ブロック肉が異例の売れ行き

「切りたて、沖縄産バラブロック。焼き肉でも何でも結構」 

東京・世田谷区のスーパーで店員の声が響きます。例年だとブロック肉が売れるのは、バーベキュー需要が高まる梅雨明けの夏本番の時期。 今年は早くも 好調な売れ行きだといいます。

信濃屋食品営業本部長・鈴木誠さん「今コロナで、ご自宅でバーベキューをしたり。(ブロック肉は)去年の4倍から5倍の売り上げ増になっております」 

長引く巣ごもりの中、少しでもおうちでバーベキュー気分を味わいたい!という人たちが、ブロック肉を購入していくといいます。
アウトドアを諦めた人たちなどの間で、おうちでのキャンプを始める人が増えていて、関連グッズが軒並み売れ筋に。

フライパンなどを置くための五徳が収納されている筒状の製品「スノーピーク HOME&CAMPバーナー」。ブロック肉などを豪快に焼き、おうちにいながらにしてキャンプ気分を味わうことができます。発売後、すぐに完売した商品で今も好調な売れ行きだといいます。


■ベランダ+キャンピング 

おうちでのキャンプの中でもブームとなっているのが、ベランダでキャンプをするその名も“ベランピング”です。SNSには、 お日様の下、食事を楽しむ親子や、テントを張ってお昼寝を楽しむ子供も。 

“ベランピング”をSNSに投稿した女性「 子供のストレスも少なく過ごせたのではないかなとは思います。(新型コロナウイルスの)心配は続くと思うので、これからもおうちでベランピング続けていきたいなと思ってますね」 

埼玉・川越市のアウトドア用品を扱う店にはベランピングの 関連グッズ集めたコーナーが。テントやイスは、ベランダで使える小さいサイズが売れ筋に。また女性客に人気だというのは…。 

秀山荘・野本裕貴店長「ラグであったりとか、派手な食器だったりとか。気分をちょっと楽しくさせるために買われていると思うんですけど、(ベランダは)火が使えない所が多いので、LEDのランタンが売れていて。虫をおびき寄せて虫をとらえるという機能があります」 

神奈川・小田原市のハンモック専門店。スタンドがついた自立式や、天井からつり下げるタイプまで、さまざまハンモックが置かれています。 

すさび代表取締役・石原大輔さん「自立式で組み立てるだけで使えるハンモックが一番人気になっています。だいたい3倍以上は確実に売れているかなと。ちょっと大変でびっくりした」

ベランダでアウトドア気分が味わえる“ベランピング“。 マンションのベランダでの火気の使用や、大きなものの設置は管理組合に規約を確認する必要があるということです。 (注:一戸建ての火気は自治体に確認) 

 

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