今できる台風への備え、コロナ禍での避難
台風10号は猛烈な勢力となり、週末にかけて九州などに近づく見込みで、最大級の警戒が必要です。今後くる台風に備え、今できることは何なのか。 コロナ対策の中での避難の方法について解説します。
気象庁は、台風10号について、3日、次ように強い危機感を示しました。
「特別警報級の勢力を保って接近してくるという状況が想定されるので、最大瞬間風速が60メートルくらいになってきますと、住家によっては崩壊するようなおそれもでてくる。それ以上の現象も想定されるという状況で警戒が必要」
これから本格的な台風シーズンを迎えますが、コロナ対策の中、あらかじめ避難先を考えることが大切です。例えば東京・足立区は、ことしは避難所での3密を避けるため「分散避難」を前提としてルールを作りました。
(1)在宅避難
浸水・倒壊の危険がない丈夫な建物に住んでいる場合は、自宅にとどまる。戸建てなどの場合は2階以上など高い階に避難する。
(2)縁故等避難
浸水のおそれがない家族や親戚、知人の家やホテルなどへの避難。日頃から避難先の友人などと連絡を取っておくことも大切です。
(3)以上が難しい方は、避難所への避難
とはいえ、避難所に行くことも想定し、日頃から非常用の持ち出し品を用意しておくことも大切です。
タオル、着替え、ポリ袋、簡易トイレなどがあると便利です。そのほか、感染症対策としては、マスク、アルコール消毒液、体温計、ハンドソープやせっけん、使い捨てのビニール手袋などを準備しておくといいです。どこへ避難する場合でも、検温やかぜ症状の確認など、健康状態のチェックをすることが非常に大切です。
避難は早めの行動が肝心です。いつもは川の水位が上がってから避難する人も、その時には暴風雨で避難できない可能性もあります。特に今回ほどの危険な台風の場合、早め早めの行動を心がけしょう。
(2020年9月3日16時ごろ放送 news every.「ナゼナニっ?」より)